【感想・ネタバレ】欧州危機の真実 混迷する経済・財政の行方のレビュー

あらすじ

深刻な金融危機、不動産バブル崩壊、相次ぐ財政破綻……。欧州が今揺れに揺れています。ギリシャ、ポルトガルなどが相次いで国家破産の危機に陥り、統一通貨ユーロからの離脱すら囁かれています。欧州はなぜ、このような事態に陥ったのでしょうか? EUの枠組みに不備があったのでしょうか? 欧州の統合への道は果たして正しかったのでしょうか? 本書では、欧州の混乱を包括的に検討し、今後の行方を見通します。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

著者は高屋定美氏。経済学の教授。
見解が偏らないように学者の本も読んでみました。

感想。
ながっ。題目に対する結論が遠くて遠くてなんか疲れる。欧州危機の真実というだけあって、たしかに事実かつらつらと。結局なんだ?評論家かよ。まあそうか。

備忘録。
・ギリシャのユーロ離脱はない、なぜなら①ユーロ離脱≒EU離脱②アルゼンチンパターンの回避③産業力が弱く通貨安メリットをいかせられない。
・だから、歳出を抑制し、税収を増やす事で苦しみながら財政再建を図るしかない。
・その行き着く先はどこなの?破綻するのしないの?
・日本は?これもなんかぐたぐたな論調。高齢化による個人金融資産の減は、消費を通して法人やその従業員に富が移転するだけじゃないのか?それが外資じゃなきゃバランスは変わらんだろ。
・結局、日本も欧州も、成長戦略が求められると思われる。日本とか人口減で消費減ならイノベーション起こすしかない。じやないと成長ないよ。成長なければ生活水準を落とすしかないんだよ。と思った。

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2012年01月29日

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