【感想・ネタバレ】気の持ちようの幸福論のレビュー

あらすじ

世間には「情報」があふれ、個々が「意見」を述べるツールも急速に普及している。でも、そこにあるのは、上から目線で他者を品定めして○と×に選別する「不毛な声」ばかり。そんな世界は、私たちを幸福にしてくれない。悪口と文句の応酬から抜け出して、個々の「実感」を交歓しよう。そうすれば、自分の気持ちや価値観を束縛していたものから自由になれるはず。「私はこう思う、あなたはどう?」日々、そう語りかけながらメディアで「実感」を発信し続ける小島慶子が、こんな時代における希望の見つけ方を提言する。【目次】はじめに/第一章 「メディア」と私/第二章 「世間」と私/第三章 「他者」と私/おわりに

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

こういう考え方すれば楽になる人多いだろうなあ、と思いながら読んだ。自分自身の考え方に近い部分も多く共感できる。あまりにもまっすぐというかマジメに感じられてとてもまねできないと思う面もあるけれど、それが小島さんという人らしさでもあると感じる。ラジオで話していたこととこの本に書かれていること、一貫性があるぶれない姿勢が良いと思う。

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2012年07月25日

Posted by ブクログ

ラジオで人気を博した小島さんの著書、というか、インタビュー集?
生きていると辛いことが沢山ある。だけど同じ数だけ、尊くて素敵なものがあるとちょっとでも気づかせてくれる本。
今まで色んなメディアで話してきたであろうこと、また、あんまりメディアでは聴いたことがなかった小島さんの半生が綴られている。その中で小島さんが感じたことを発信して、ちょっとでも共感してくれたり、笑ったり安らいでくれたりする人がいれば。そんなことを思いながら出版されたのでしょうか。

正解なんてものはない。ただ、自分がこう感じたから発言しただけ。それに対するあなたの意見はどうなの?

小島さんがよく言うセリフである。

本の中で、自分の体を見られるよりも、ラジオ等で発言したことを視聴される方が恥ずかしいといった内容を言っていたのが印象に残った。

肉体的な裸よりも、思考的な裸のほうが恥ずかしい。少しわかる気がする。自分の体を見られるより、ブログやツイッターでの発言をまじまじと見られ、自分の論文を目の前で読まれると、自分の頭の中を凝視されているようでとても恥ずかしい感じたことがあるから。

薄くない本で難しくないのでサラッと読めます。そんで、ちょっぴし元気を貰えます。まさに、タイトルどおりの本だと思います。

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2012年06月03日

Posted by ブクログ

人との関わり方
エッセイも悪くない。むしろ良いと感じた一冊
育児のスタンス参考になる。人に絶望しない、過去を否定しない

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2012年03月28日

Posted by ブクログ

母親の価値観・人格的な影響を強く受けて、自身の価値観・人格となっていた結果、自身が苦しみ、更なるストレス要因が加わって引き金となり精神的にも病んだ。
その状態から脱する過程で得た、新たな自分自身で得た価値観と、それに基づく直観的・主観的な考え方をしよう、皆それぞれ違って当たり前、的なお話。
親子に限らず、自身の価値観の縛られない、他人を縛らばい。自分の頭で感じて・考えて行動すべきで、他人の言動に自身の現状や将来を頼るな!他人のせいにするな!
...ってところか。口語体で書かれていて読み易い。逆に、重たい人生論を重たい気持ちで厳粛に読みたい人には向かない(まあ、題名を読めば分かると思うが)。

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2018年12月05日

Posted by ブクログ

タイトルで惹かれました。
感想ですが、内容としてはおおむね共感するけど、ちょっと文章が軽くて、そこが残念。
もっと重みのある語り方をすれば、多くの人に届くような気がします。
実感を大切にしたほうがいい、という主張には完全に同意。そういうコミュニケーションがもっと多くなればええのになあ。
あと、自分だけかもしれないですけど、たとえ話がことごとくわかりにくく感じたのが気になった。下手なのかな…?

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2013年02月26日

Posted by ブクログ

不器用だから考えて分析して立ち位置を決めていくんだね。
手に取った時に懸念していた押し付けがましさはまったくなかった。

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2012年09月25日

Posted by ブクログ

正直ありきたりなことが書かれているので、「心の整え方」を知りたい方は別に本作じゃなくてもいい気がします。
小島流の文章が結構アクが強いので、ファンは楽しめるでしょう。
個人的には、特に後半の内容に共感しました。

「相手に絶望したり嫌ったりするのではなくて、自分の中で違う問題を提起してしまったほうが、新たな答えを得る可能性がある気がするんです。」

「とった行動でしか自分は生き延びられないのだとしたら、後から不正解だと分かったとしても、その時は必要だったということを受け入れざるを得ないんですね。」

「誰かの悪口を言っていれば、自分が世の中を考えていることになる。そんなふうに思い込むということは、つまり、自分の暮らしが人任せだということです。」

「相手がどういうつもりで言ったかじゃなくて、自分がどう受け入れるかでいつも自分の幸せは決まるのだと思います。」

「あなたはないものばかり見ていない?手にしていないものに価値があると思い過ぎていない?今ここにあるものだって、悪くないかもよ。」

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2012年04月26日

Posted by ブクログ

『女子アナ以前』の方が好きだけど、小島慶子の考え方(幸福論?)がさっくりと読める。人に期待しすぎないとか、いつでもやり直せるとか、人間関係に”成分表”はいらないとか、執着に関してとか。心が楽になる人もいるのでは。

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2012年04月20日

Posted by ブクログ

人との関わりを瞬間で捉えるという考え方もあるんだな、と。なかなかない視点。all ok なところが好き。
すごく読みやすい本。

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2012年05月25日

Posted by ブクログ

正解か不正解かじゃなくて、自分が本当に必要としていることを見極めることが大切だという言葉が印象的だった。自分がその時点でベストだと考えて選んだ道が、結果的に「不正解」だったとしてもそれはそれで仕方がない。それも人生の一部として受け入れて生きていく覚悟を持つ必要があるということ。
本当に自分の心が求める道を選べば、たとえ失敗に終わっても後悔しないはず。周りにとやかく言われても気にせず、その時点で自分が信じることを大事にしたいなと思った。

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2012年04月01日

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