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世間には「情報」があふれ、個々が「意見」を述べるツールも急速に普及している。でも、そこにあるのは、上から目線で他者を品定めして○と×に選別する「不毛な声」ばかり。そんな世界は、私たちを幸福にしてくれない。悪口と文句の応酬から抜け出して、個々の「実感」を交歓しよう。そうすれば、自分の気持ちや価値観を束縛していたものから自由になれるはず。「私はこう思う、あなたはどう?」日々、そう語りかけながらメディアで「実感」を発信し続ける小島慶子が、こんな時代における希望の見つけ方を提言する。【目次】はじめに/第一章 「メディア」と私/第二章 「世間」と私/第三章 「他者」と私/おわりに
...続きを読むPosted by ブクログ 2012年07月25日
こういう考え方すれば楽になる人多いだろうなあ、と思いながら読んだ。自分自身の考え方に近い部分も多く共感できる。あまりにもまっすぐというかマジメに感じられてとてもまねできないと思う面もあるけれど、それが小島さんという人らしさでもあると感じる。ラジオで話していたこととこの本に書かれていること、一貫性があ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月03日
ラジオで人気を博した小島さんの著書、というか、インタビュー集?
生きていると辛いことが沢山ある。だけど同じ数だけ、尊くて素敵なものがあるとちょっとでも気づかせてくれる本。
今まで色んなメディアで話してきたであろうこと、また、あんまりメディアでは聴いたことがなかった小島さんの半生が綴られている。その中...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月05日
母親の価値観・人格的な影響を強く受けて、自身の価値観・人格となっていた結果、自身が苦しみ、更なるストレス要因が加わって引き金となり精神的にも病んだ。
その状態から脱する過程で得た、新たな自分自身で得た価値観と、それに基づく直観的・主観的な考え方をしよう、皆それぞれ違って当たり前、的なお話。
親子に限...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月26日
タイトルで惹かれました。
感想ですが、内容としてはおおむね共感するけど、ちょっと文章が軽くて、そこが残念。
もっと重みのある語り方をすれば、多くの人に届くような気がします。
実感を大切にしたほうがいい、という主張には完全に同意。そういうコミュニケーションがもっと多くなればええのになあ。
あと、自分だ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月26日
正直ありきたりなことが書かれているので、「心の整え方」を知りたい方は別に本作じゃなくてもいい気がします。
小島流の文章が結構アクが強いので、ファンは楽しめるでしょう。
個人的には、特に後半の内容に共感しました。
「相手に絶望したり嫌ったりするのではなくて、自分の中で違う問題を提起してしまったほうが...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月01日
正解か不正解かじゃなくて、自分が本当に必要としていることを見極めることが大切だという言葉が印象的だった。自分がその時点でベストだと考えて選んだ道が、結果的に「不正解」だったとしてもそれはそれで仕方がない。それも人生の一部として受け入れて生きていく覚悟を持つ必要があるということ。
本当に自分の心が求め...続きを読む
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