あらすじ
愛と憎しみ、喜びと哀しみが織りなす無限の人間ドラマを描く珠玉の名作
殺した男の子供を、刑務所で出産した受刑囚・松沢良子。だがそれは、殺してもなお、消しがたい恨みをぶつけるためだけに産んだ子供だった。その心をいち早く見抜いた所内医・早川は、子供を松沢の手の届かないところへ隔離する。月日が流れ、松沢の出所日が間近に迫ったある日、退官していた早川が松沢のところを訪れる
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心で感じる作品
六巻から読み返してみた。今更ながら心に染み入る作品群だった。時代背景などを考えるよりも、心で読むとでも言う方がピッタリくる素晴らしい作品。
短編集で、物語に深みが欲しい
昭和の時代のヒューマンドラマの短編集。
刑務所や殺人などを舞台に人の生きざまが描かれている。
1話1話が短い話のため、物語に深みを感じなかった。
もう少し人物像の掘り下げが欲しい。
全体的に重い話ばかりで、ラストは救われるけど・・・。