【感想・ネタバレ】行動経済学の死 再現性危機と経済学のゆくえのレビュー

あらすじ

行動経済学に科学的根拠はない? 徹底検証で解き明かす真実!
「実践的」「ビジネスに役立つ」と喧伝され、世間で注目を集めてきた行動経済学だが、いまその有効性に疑惑の目が向けられている。行動経済学会会長が、歴史的経緯を振り返りながら、理論を基礎から紐解き、その批判を徹底検証。学問的な意義を明らかにする。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

ナッジの効果はほとんどない。
少額のくじでリスク回避姓を示す人は、高額の利益が見込まれても拒否する。リスク回避姓では説明できない。損失回避性でしか説明できない。
損失回避性とは、現状維持バイアスにすぎない。
ナッジは成功のウラで、失敗例も多い。貯蓄をデフォルトとしても低所得者は差は出ない。
介入の意図がはっきりしているほうがいいかどうか、は結論が出ていない。
出版バイアスによる影響=効果があるという結果以外は論文になりにくい。
p値は、サンプル数が多くなると低くなる。

個人の行動は行動経済学の成果に従うとしても、全体としては不合理姓は相殺される。
囚人のジレンマにおける合成の誤謬=個人では不合理に振る舞うほうが全体は良くなる。逆も言える。

経済主体の心のうちで何が起こっているのかはしらなくてもいい、という主張。神経科学に助けられて、個人に限定して研究をしても、社会全体の厚生の改善には繋がらない。

0
2026年04月16日

「ビジネス・経済」ランキング