あらすじ
突然息が苦しくなる「過呼吸」は、「パニック発作」と呼ばれる症状の1つ。一度や二度なら心配ないが、発作が続く、発作が不安で電車に乗れないなど、日常生活に支障が生じたら、それは「パニック障害」かもしれない。50人に1人の割合で誰でもかかる可能性がある「パニック障害」。発作や、発作への恐怖は辛いので、つい薬に頼る人が多いが、実はパニック障害は、薬なしのほうが早く確実に治る。発作への対処法、不安のコントロール法を専門医がアドバイス。
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Posted by ブクログ
精神疾患というのは
得てして無理解ということが起こりやすいと思います。
現実にパニックになる人をせっついたり
けなしたりするのは逆効果だということ。
それと女性が多いですが、
男性が発症するケースもあります。
本中の症例の一つは男性で、
なかなか治りづらいケースとして紹介されています。
それと、一度壊れてしまった
コントロール機能を治すには、
相応の時間が必要だということ。
思い込みを変えないといけないことや
きちんと体の緊張を取ってあげること
さらに、壊れた体のコントロール機能を
少しずつ戻す生活スタイルを樹立すること。
この按配は本当に難しいんですよね。
だからこそ、しかるべき場所、
よい先生に出会えることは
だいじなんでしょうね。
Posted by ブクログ
過呼吸とパニック発作の関係性について述べ、それを踏まえた上での治療法について書かれている。
私の周りでも同様の症状を持った人がいるので本書に書かれている対処法を実践していきたいと思う。
特に呼吸法を身につけることや考え方を変化させることのコツのようなものが書かれてるが、素人でも実践しやすいのが良い。