あらすじ
プレゼンの達人と呼ばれ、奇跡とも呼べる企業提携を世界中で実現してきた孫正義であるが、実は、そのプレゼン戦略は非常にシンプルで明確。誰もがすぐに実践できるものばかりだ。本書を読んで、孫正義の「プレゼン脳」をあなたの頭にインストールしよう!
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Posted by ブクログ
チェック項目7箇所。孫正義のプレゼンテーションでは、一般的な経営戦略論の枠組みに従って、自社の強みや弱みを説明することなどはしない、その代わり、その事業の「歴史的な必然性」を訴えるのだ、そして、その事業が社会にとってどのような価値があるのかを訴える、このような「歴史的必然性」と「社会的な価値」を訴えることが「共感」を呼ぶのである。「分かりにくくても、詳細なほど本や資料は良いものだ」という考え方は、日本独自の考え方である、なぜか日本では、本や資料は分かりにくく詳細であるほど価値があると考える人が多い。孫正義のプレゼンテーションは、スライドごとの「メッセージ」が非常にシンプルかつ力強い、スライドを一目見れば、「読む」ための努力をするまでもなく一瞬で理解することができる、文字数で言えば20文字程度のことが多い。プレゼンテーション案を練るときには、短期的な視点だけでなく、企業理念やビジョンに基づいてより長期的な視点も持つことが重要なのだ、そして、自社にとっての利益はあくまでも長期的な視点で考えることだ。孫正義はプレゼンテーションの目的に合わせて、どのようなファッションをするべきかよく考えているのだ、大きく分けて言うと、エンドユーザー向けの製品・サービス発表のプレゼンテーションは、ノーネクタイのカジュアルなファッションだ、それに対して、株主総会などの会社の業績に関連するプレゼンテーションではスーツだ、また新規事業でも、その事業戦略を説明する要素が強い場合はスーツ姿のことが多い。一般的にプレゼンテーションをする人は、リハーサルを入念にするべきだという、しかし、孫正義はリハーサルをすることはない、スライドを作る段階から何度も見直してその内容を深く理解しているからだ。孫正義は、自身に対して反感を持つ人々から「ペテンはげ」と呼ばれることがある、孫正義のツイッターで直接、孫正義に対して「ペテンはげ」とつぶやくユーザーもいる、しかし、こうしたつぶやきに対しても、孫正義は「薄いのは事実だが、ペテンではない。100年くらい経ってから理解されればいい」とつぶやき返している。