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Posted by ブクログ
■プレゼン
1.孫正義のプレゼンは、一般的な経営戦略論の枠組みに従って、自社の強みや弱みを説明することなどはしない。その代り、その事業の「歴史的な必然性」を訴えるのだ。
2.戦略とは情報を徹底的に集め、枝葉を除去し一番太い幹になるものだけに絞り込み、これをやらなければならないという急所を見つけること。つまり戦略の本質は「略」すること。
3.数字は「比較」して初めて意味が伝わる。
4.プレゼンテーションする人が「主」で、スライドは「従」
5.人間はまず感情が動かされ、興味を持って初めて、論理的に話を聞く準備ができる。
6.経営者は身だしなみに気を配れ。経営の神様、松下幸之助も髪の手入れに余念がなかった。
7.心理学的には、アイコンタクトができないことは自信のなさの表れやうそをついているという印象を与える。
Posted by ブクログ
プレゼンの達人と呼ばれ、奇跡とも呼べる企業提携を世界中で実現してきた孫正義であるが、実は、そのプレゼン戦略は非常にシンプルで明確。本書には長年仕えてきた筆者しか書くことができないものであると思います。
孫社長のプレゼンの様子はYoutubeなどで比較的手軽に見ることができますが、何度見てもその名調子に引き込まれてしまいます。本書は長年孫正義社長の側に仕えてきた筆者が明かす孫正義流プレゼンテーションの極意とも呼べるものです。
ここに書かれていることで一番印象に残ったのは『準備』に相当手間をかけている、ということです。同じく、プレゼンテーションの魔術師の異名を取った故・スティーブ・ジョブズ氏もまたプレゼンのリハーサルはそれこそ家族や社員総出で行っていたというエピソードとはまた違いますが、孫社長の場合はまずブレインストーミングというのか。ホワイトボードを徹底的に使い、彼の言葉で言うところの『頭がちぎれるほど』考え抜いたアイディアをプリントアウトし、それを部下が文字通り徹夜で整理して骨子をくみ上げていくというところに、『爺殺し』や『人たらし』などと一部で嫉妬を買うようなあの聴衆を一気に自分に引き込むようなプレゼンができるのかなと思ってしまいました。
僕が印象に残っている孫社長のプレゼンは最後のほうで、自分の祖母の写真をスライドで見せ、『海峡』を14歳で渡ってきた祖母や自分のルーツを語り、『がんばります、よろしくお願いします』と深々と頭を下げた場面でした。ここに書かれてあることをすべて実行するのはすぐには無理かもしれませんが、プレゼンの能力を少しでも上げていきたいという方はぜひ参考にされてみてはいかがでしょうか?
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