あらすじ
次々と生活に役立つ魔法を生み出し、最年少ながら賢者の称号を与えられたマリリス・ライン。膨大な魔力量と魔法センスに恵まれ、みなの尊敬を集めている。しかしその実態は、只々魔法にしか興味のない魔法オタクだった。
そんなマリリスがある日、ピンチを救ってくれた騎士様・フーゴに一目惚れ!
また会いたい一心で透明化マントを作って覗きに行ったり、騎士団に潜入したりと、もう頭の中はフーゴのことでいっぱい!
だが、精悍な美貌と鍛え抜かれた肉体を持ち、甘い言葉を囁くフーゴは、女たらしと有名で、女性との噂が絶えない。
このままではフーゴに相手にされないと思ったマリリスは……。
☆ 持ち前の鈍臭さを発揮しつつも、魔法オタクがあの手この手を使って初恋相手へ接近するために猛奮闘!☆
※本作品は同タイトルの分冊版1~19巻の本文に、書き下ろしSSとイラストを追加したものです。
感情タグBEST3
面白かった。
命を救ってくれた騎士フーゴに恋をしちゃったマリリス。だけどフーゴは女にだらしなくて男には塩対応。魔法局と騎士団は仲が悪いので接点も無し。マリリスは得意の魔法を駆使してフーゴの情報を集め、あちこちに潜入。ドジっ子で可愛いマリリスだけど、実はこの国で一番の魔法の使い手で賢者の称号を持っている。だけど超箱入りで世間知らずなので作戦が斜め上。大ウケして結果的に気に入られる事に成功。
この先はぜひとも読んでほしいんだけど、マリリスはホントに色々気を回す健気な子なんです。フーゴがどんなに女狂いでも決してあきらめる事なく傍にいようとするし、快適に過ごせるように魔法や魔道具を作ったり、知られずに尽くしてる。名台詞は「賢者だもん、負けないもん」萌え死にそうになったわ。
二人それぞれに重たい秘密があり、それも絡んでそれぞれ醜聞があり、正義感からしつこく糾弾してくる奴がいたり、魔物討伐やアビスの調査やら内容も盛りだくさんです。
最後のSSのマリリスの両親の話は、ほっこりした読後感を台無しにしたので、知りたくなかったな。