【感想・ネタバレ】わたしのいないテーブルでのレビュー

あらすじ

新型コロナウイルスが蔓延する2020年春、手話通訳士の荒井尚人の家庭も様々な影響を被っていた。刑事である妻・みゆきは感染の危険にさらされながら勤務をせざるを得ず、一方の荒井は休校、休園となった二人の娘の面倒をみるため手話通訳の仕事ができない。そんな中、旧知のNPOから、ある事件の支援チームへの協力依頼が来る。女性ろう者が、口論の末に実母を包丁で刺したという事件のサポートだ。聴者である母親との間に何が? “コロナ禍でのろう者の苦悩”、“家庭でのろう者の孤独”をテーマに描く、〈デフ・ヴォイス〉シリーズ第4弾。/解説=佐久間文子

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Posted by ブクログ

ネタバレ

自分の子どもが聴こえない子どもだった場合、先天性にしろ後天性にしろ、親は、せめてどちらかの親は手話を覚えるものだと思っていました。
覚えて、子どもとコミュニケーションをとるものだと思っていました。
それが、まさか結構な数の親が手話をさせないで口話をさせているなんて。
手話をする子どもと一緒に歩くのが恥ずかしいと、それを子どもに言う親がいるなんて。
これが小説の中の話でなく、現実の話だということに衝撃を受けました。

瞳の今後が気になります。
案じられてなりません。

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2025年08月29日

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