あらすじ
デフレ環境下、収入が十分にあっても、消費を増やさない傾向が強まっている。“なぜ、買わないのか”、“なぜ欲しがらないのか”を、「ジェイ・エム・アール生活総合研究所」社長で、多くの戦略経営の実務を経験してきた著者が豊富な研究データを基に、現在の消費者心理を分析。「消費」に抵抗のある人々への効果的なマーケティング法を提案し、“買わない人々”へ向けた、新たな「買わせる手法」を解説。
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Posted by ブクログ
チェック項目3箇所。バブル後世代は、他世代と比べ消費水準は低いのだが、それは買わない背景であって、買わない理由ではない。クルマの購買は「移動の自由」という価値が自己拡大欲望を満足させ、「社会的ステータス」という価値が他者依存欲望を充足させていた。クルマさえあれば抜け出せる欲望、すなわに物語を紡いでいたが、この物語は陳腐であり、新しい物語が必要。1960年代は消費者は収入の大半を生活していくためのの必需支出に充てていた。