あらすじ
辺境の村で不遇な扱いを受けるΩのビナイは、とある秘密を隠しながら懸命に生きてきた。ある日、元第三王子のα・ルーシャンの「運命の番」として王都に招かれる。しかし彼は色恋に関心なく魔法研究に打ち込む魔法バカだった。そんな折、ビナイに発情期が訪れる。Ωの発情は穢らわしいものだと教え込まれてきたビナイは必死に抗うが、好奇心で巣作りさせようとしてくるルーシャンに対し、強烈に発情してしまい!? 恋愛初心者な元王子×健気Ω、運命の焦れきゅんオメガバース。
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待ち望んでた作品
きよ先生の描く作品は、どの受けも健気で、それでも芯があって強くて、優しい子達ばかりです。ビナイは特にそれが刺さりに刺さりまくりました!健気な子が好きな皆さんぜひ読んだ方がいいです!!あと、みんなだーいすきな嫉妬シーンがあります!ぜっっっっったい胸きゅん?よだれ溢れてくるのでまずは読んでください。
健気でいじらしい
あぁーーー可愛い!!なんていじらしく健気な受けなんでしょう…!めっちゃ好みです!!
たぶんハピエンは迎えてくれるだろうという安心感…そしてかわいそうな受け…攻めが顔がいいのに様子がおかしくて良き…当て馬も最高…好き…!!
評価高いのも頷けますね!!
このお話が!上下巻で読めるなんて!!最高です。
可哀想なエピソードがムリな方にはなかなか厳しい部分もありますが、この可哀想なエピソード、可哀想な状況、可哀想な気持ちが乗り越えられる方なら私も同じ気持ちになると思います!!是非読んで!!
私は下巻を楽しんで来ます!!!
Posted by ブクログ
オメガである事で不遇な扱いを受けながらも必死に生きているビナイがとにかく健気で冒頭から涙が。
そんなビナイがある日とある人物の「運命の番」であると言われ連れていかれた先で出会ったのが魔法の研究にしか興味のない元第三王子のルーシャン。
とにかくルーシャンの魔法バカに振り回されてしまいながらも、ルーシャンやルーシャンにつかえているハティ等がオメガである事に罪悪感を持っているビナイに「皆同じ人間」だと根気よく教えていき徐々にビナイがしっかりと学んでいくのが良かったです。
けれど研究以外に興味の無いルーシャンはビナイの秘密が「半獣」でルーシャンにバレアタフタのに対しルーシャンは持ち前の研究バカで半獣の研究の為にとビナイと触れ合うようになってビナイは元から惹かれていたのに益々惹かれていきながらも「研究の為なんだ」と切なくなるのは苦しかったです。
ビナイがルーシャンをはっきりと好いている事に気づいて、でも、と耐える姿が。
そんな頃にハティにルーシャンがビナイについての「恋」の話をしておかしな方向へ向かってしまったのにはハティと同じく頭抱えてしまいました。
ルーシャンがビナイと親友アルバートをくっつけようとして、勘違いだけれど上手くいきそうになった事に苛立ってしまうのには呆れて、でも仕方ないのかなとも。
暁の中発情で苦しむビナイにようやくビナイに対しての気持ちが「恋」だと知るルーシャン。
果たしてどうなるのか?
楽しみです!
㊦へと。