あらすじ
『絶対に君は、私が命がけで守る』
孤独な王太子×軍事戦略の教育を受けた乙女
異母妹に陥れられ婚約破棄され死ぬ運命
…のはずがやり直し人生で恋の花も咲きます♥
〈あらすじ〉
辺境伯の令嬢アリシアは異母妹の奸計により王太子との婚約を破棄され、謀殺されたところを一ヶ月前に死に戻る。全てをやり直そうと決意した彼女は、まず故郷に戻って持って生まれた軍略の才能を発揮、兄が戦死するのを防ぐが、何故か一度目はアリシアを冷たく見放したはずの王太子エドワードが彼女に興味を示して接近してくる。「早く君を、私のものにしたい」想いを交わし結ばれた二人だが、第二王子と異母妹の新たな罠が!?
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何度でも読みたい
作家さん買いです。
死に戻りものは多いけれど、ヒロインだけに記憶があるのは久々に読んだような…。
とってもおもしろかったです。
絶対に同じ轍は踏まないという強い意志がすごくて、とってもカッコよかったです。
アリシアが軍会議に出るシーンはカッコよくて若干悶えました。
エドワードの変化もすごくよくわかってよかったです。
次回作も楽しみです!
うーん
流行りの巻き戻りで死を回避するために奮闘するストーリーです。
ヒロインは王太子の婚約者で辺境伯領の娘。軍事には長けていますが宮廷の奸計には鈍く嵌められてしまいます。そしてその場で婚約者であるヒーローに婚約破棄を告げられ政敵に殺されてしまい気付けば巻き戻っていました。
ストーリーが軍事奸計よりですがよく練られていました。その辺りは面白かったです。ただヒーローが好きになれませんでした。1度目は平気でヒロインを見捨てたくせに、2度目では変わったらヒロインに興味を示し「まさか男ができたのか?」って自己中すぎます。しかもヒロインが巻き戻ったのは子供の頃とかではなく亡くなった少し前。ヒーローがどれだけヒロインに興味がなく無関心だったのか。このパターンはヒロインがヒーローのことが好きでやり直し後にくっつくことが多いですが読んでいてあまり応援できるヒーローではないです。ストーリー的に☆3を付けましたが、ストーリーがダラダラやり直してヒーローに好かれたい!とかだけなら個人的には☆1か☆2くらいでした。