【感想・ネタバレ】自分の変え方 認知科学コーチングで新しい自分に会いに行くのレビュー

村岡大樹

「毎日行きたくないと思いながら仕事に行き、やりたくない仕事をしている」
「自分に向いている仕事なんて、あるのだろうか」
「生きていて何か物足りない」

そんな思いを抱える人に届けたい、認知科学にもとづいた自己変革書。

「すべての人に可能性がある」
だからこそ、本気で自分を変えたいあなたに読んでほしい。

人生のモヤモヤを手放し、自分の最大価値に気がつくには、
認知科学コーチングのプロが提唱する、この５ステップを踏め！
Step1 自己決定
Step2 自己理解
Step3 GOAL設定
Step4 決断
Step5 アクションプラン

《目次》
序章 「自分を変えたい」そう思うあなたへ——未来は自分で変えられる
なぜ今、自分を変えていく必要があるのか？
変化する社会と変わりたくない人間
自分で自分を変えてきた経験があなたを作る
認知科学のコーチングというアプローチ

第１章 今の自分の生き方を捉える
今の自分の生き方とは？
私たちの行動は『無意識』で行われている
無意識の中に信念がある
あなたの信念が結果を生み出す
今のあなたの無意識は、何によって形作られているのか？
後天的な無意識はどのように形成されるのか？
あなたの持つ信念はあなたのGOALに必要か
自分の無意識を理解することが本当の自己理解

第２章 認知科学のコーチング
『自分を変える』とはどういうことか？
今の生き方の外側のGOAL設定
エフィカシーを高める
コンフォートゾーンが未来にズレる
認知が変わるコーチング

第３章 コーチングの５ステップ
コーチングの流れ
ステップ１：自己決定
ステップ２：自己理解
ステップ３：GOAL設定
ステップ４：決断
ステップ５：アクションプラン

終章 自分の可能性を信じる勇気を
すべての人に可能性がある

[ブクログ · ★★★★★]

書籍「自分の変え方」、この本を手に取る人達は、自分を変えたい、それは現状に満足していない、そのようなパターンの方でしょうか。

私はこのパターンに合致している一人です、読み進めると、「変え方＝HOW」を教える本ではありません。表紙裏には下記が記載されています。

『自分の可能性を信じる勇気を』

読み進めるにあたって、自身のこれまでの体験が蘇り、あの時に行動で出来なかった理由が認知出来ました。また今なお行動には恐怖が付きまとうが、行動せずに現状の延長線上に留まる事の痛みが強い・人生における後悔になる、と感じるからこそ少しずつ行動出来るようになりました。

▼メモ
・自分を変える＝後天的な無意識を変える、という事
・先天的な無意識＝ポケモンのタイプ
・無意識は、肉体と通じていて、必ず身体反応が出る(本当にやりたい事：心拍数が上がる、涙が出る、嬉しさがこみ上げる、身体に震えが起きる)
・生命時間：ただ生きるのではなく自分らしく生きる
・自分が変わらないと辿り着けない高いGOALに最後まで執着しきる。(1回でコンフォートゾーンがずれる事はない)
・変わり始めた証拠
　(1)「目に飛び込んでくるもの、耳に聞こえてくるものが変わってきた」
　(2)「現状に嫌気がさしてくる」
　(3)「生活リズムが変わる」
・最も重要なのは、「決断」する事。決断こそが人生を変える。素直な人、自らが源で生きてる人、がうまく決断できる傾向がある

[ブクログ · ★★★★★]

「すべての人に可能性がある」
幸福とは自分がどんな生き方をしたら幸せを感じるか知っていて、その生き方を実際に歩んでいること。

【幸福への道筋】
⚫︎信念（認知）の書き換え、
現状の外側のゴール、
エフィカシー
これらが揃うと人は変われる。

⚫︎自分を変えるとは最終進化系になること。
まずは自分が何タイプなのか知ることがスタート（自己理解）
例:ヒトカゲ→リザードン

⚫︎脳は今か未来かは関係なく、より強い臨場感を抱ける方をコンフォートゾーンとみなす。
コンフォートゾーンとの無意識に空白を埋めようとRASという機能でその差分を埋める情報を集める。

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変え方のイメージ　イメージはポケモンの進化。違うタイプに変わろうとするのは苦しいし、効果的ではない。

[ブクログ · ★★★★☆]

「仕事に充実感を感じられない」と嘆いている人は、「自分自身の幸せ」という判解をはなく、「世間がイメージする幸せ」といった他人の判断軸で仕事を選び、その仕事で発実感を得られないと感じています。
しかし、現在の状況を、他人の判断軸で作り上げてしまっているにもかかわらず、「変わりたくない」という人間本来の習性に支配されて、これまでと同じような選択、同じような行動をこれからもしてしまうーーだから、同じような毎日が続いてしまうのです。
そしてそれは1年後、5年後も今のあなたと変わらない、悶々とした状態を作ることを意味します。

認知科学のコーチの役割
1「今の自分の生き方の外側」にGOALを設定すること。
2「エフィカシー（「やれる気がする」という思い／P119参照）」を上げること。

幼い頃から21歳頃までに形成された無意識のパターンを、大人になってからの選択・行動においてもベースにしているということです。
しかし、何かうまくいっていないなと思っても、無意識であるだけに、本人はなかなか気づけないのです。

職歴とは、あなたの「今までの実績」ということ。
これを起点に転職先を考えるということは、「今までの人生の延長線上」にある仕事しか候補に挙がらないということです。
「今の仕事をしているままでは幸せに生きられない。だから転職したい」と願っているのに、「今までの人生の延長線上」にある転職先に移り、またモヤモヤして転職をくり返してしまうということが起きるのです。
多くの人が行っている「現状起点」の転職活動は、自分が幸せな方向に行くために自分を変えていくという目的から考えると、完全に間違いなのです。

◆「自分が何者であるか」を深掘りする3つの切り口
・自己欲求 : あなたの無意識にある欲求
→誰かに止められても思わずやってしまうこと
→呼吸をするくらい当たりにやり続けてきたこと
→苦もなくやってきたこと(やれてきたこと）
・自己能力 : あなたの動作・行動の勝ちパターン
→自分にとって大きな武器となるもの
→得意な動作や行動
→必殺技となるもの
・自己機能 : 世の中から認識されている『～屋さん』
→お金をもらえるレベルで、どのような行動で社会に貢献しているのか？

たとえGOALを達成できなかったとしても、あなたの信念には変化が起きています。
つまり、「GOALが達成できるかどうか？」を気にするのではなく、「自分が変わらないとたどり着けない高いGOALに最後まで執着し切る」ことが重要なのです。

◆こうなったら変わり始めた証拠
1「目に飛び込んでくるもの、耳に聞こえてくるものが変わってきた」
2「現状に嫌気がさしてくる」
3「生活リズムが変わる」

[ブクログ · ★★★★☆]

これまでの人生で蓄積された膨大な経験が、ほぼ無意識のうちに自分を創り上げている。
それならば僕の経験とは…と読みながら振り返ると、断片的ながら多くの記憶が蘇りました。
嫌な記憶も多いですが、今の僕に表れていることの原因はこれか？と気付くこともありました。

生き辛い(と自覚する)日々の最大の原因は？と考えると、これかなと言う結論はあります。
しかし一端の大人となった今、悲劇の主人公を装うのは違うと思います。
あらゆる場面で動作してしまうブレーキ(？)に悶絶しつつも受け入れて、他人より何倍エネルギーを消費しようがやるべきことをやるしかないのでしょう。
何より、毎日を匍匐前進している人から比べれば、僕などまだまだです。

本書のワークシートを進めつつ、コンフォートゾーン(快適な領域)の外に、大きな目標を立てました(内容は不言実行とさせてください)。
これにより劇的に日々の行動が変わり…とは行きませんが、すでに変わりつつある手応えを感じています。
少なくとも、ダラダラとスマホをいじる暇は全く無くなりました。

これでもやはり、自分が変わるとは信じられません。
しかし変わろうとする努力は、怠らないようにしたいです。
同じことを繰り返していれば、同じ明日が来ると言います。
それならば違うことをすれば、良い意味で違う明日が来ると信じたいです。

[ブクログ · ★★★★☆]

自分的には深く刺さりました。
今の自分があるのは、自分が選択してきたから。
理想とするゴールに自分を変えていくのも、自分の選択とそのように行動する判断をする勇気を持っておくこと。
これから、自分を変えていきたい。

[ブクログ · ★★★★☆]

自分が変わらなければ辿り着けないようなゴールを設定する。飛び出した後は慣れない環境に適応しようとする。

[ブクログ · ★★★★☆]

自分のやってきたことや思っていたことがいくつか言語化されていてよかった。

自分の思考の範囲を超えたところにゴール設定をすること。そのゴールにいる自分をビジュアライゼーションすること。

ヒトカゲは内省して自分の特性を理解した上でリザードンを目指すこと。冷凍ビームを覚えるのは難しく習得したとしても大得意にはなり得ない。

心の声を聞く..
自分はいつも何を喜び、何を避けているのか？
孤独に耐えられる人間なのか？仲間がいないとダメなのか？
嫌われることを恐れずに意見を言えているのか？
それとも好かれる方を選んでいる人間なのか？
愛情を人に与えるだけで満足できているか？
与えた分だけ返してもらわないと満足できないようになっていないか？

印象に残ったところ

・心理的に豊かな状態とは、自分自身がどのように生きていれば幸せなのかを自分の感覚で知っていること
そしてその人生を実際に歩んでいること

・いくら探しても外の世界には正解はありません。自分自身の幸せは人それぞれ違い、自分自身にしか見つけられない

・モチベーションはコンフォートゾーンに戻ろうとする力

・いい悪いではなく目指すゴールに対して、自分の信念は効果的なのかを見る

・転職は現状起点ではなく理想起点
どんな人たちと働きたいのか、どんな仕事をし、お客さんにどんな価値を提供したいのか、どんなことに心から喜びを感じているか

・自分を変える＝別の人になるのではなく、あなた自身の進化系になっていくのです

信念→感情→選択・行動→結果

エンパワーリングビリーフ
リミティングビリーフ

GOAL世界の自分がやっていること、やっていないこと

[ブクログ · ★★★★☆]

著者のコーチングサービスへの誘導的な文章が結構多いなと感じたのでその度に萎えたけど、
今後ワークシートの活用などを通して自分でできるところまでしっかりやってみたいという気持ちにはなれた。
そもそもコンフォートゾーンとは何か、モチベーションの正体はコンフォートゾーンに戻ろうとする力、ゴールへ近づいている瞬間とは重要関数が変わって入ってくる情報が変わってくる時、など、目から鱗だった。

[ブクログ · ★★★★☆]

「人間だけが、他人を幸せにすることに幸福感を覚えることができるのです。」
「心理的に豊かな状態とは、自分自身がどのように生きていれば幸せなのかを自分の感覚で知っていること。そして、その人生を実際に歩んでいることです。」

[ブクログ · ★★★★☆]

ものすごく読みやすいと思う。そんなに難しい内容でもないし、一気に読めるのではないだろうか。
僕はコーチングをすでに受けているので、驚くような内容はあまりなかったが、コーチングを知らない人が読んだら結構衝撃を受けると思うり

[ブクログ · ★★★☆☆]

日本の特徴は教育によって作られた。正解を探す教育。
考えずに済んだ時代＝物質的な欲求が明確だった。
今は、モノよりお金の時代。

人間の行動は95％が無意識。
世の中は変わるが、自分は変わりたくない＝コンフォートゾーンから抜けたくない。

コーチングは傾聴・共感型が主。
自分の生き方の外側にゴールを設定する。

[ブクログ · ★★★☆☆]

漠然と今の自分を変えたいと考えてる中に、タイトルに惹かれて読みました。
無意識で怠ける選択をとってしまう事や、習慣につながる行動など改めて思い直す事になった。
「自分を変えよう」という強い意志が必要と言うわけではなく、認識や考え方を変えて自然と変えていこうと言う事になる。

私は30代だが、20,30代がメインターゲットになってるのかなと感じた。
ポケモンを例えに使っており、私の世代は理解しやすいと思う。

[ブクログ · ★★★☆☆]

無意識にある自分の信念を深掘り、理解し、そこから変えていく。
この本に書いてあることを実行するためにはそれなりの覚悟がいるが、とりあえず今の人生があるのは自分の選択と行動の結果ということは改めて認識して、普段の行動を見つめ直したいと思った。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ダニエルカーネマンが唱えた脳の機能のシステム1(無意識)を上手く使う事で自分を変えると言う考えはとても興味深かった。目標を今の自分の外側に置くことでシステム1の基準を変える。システム1の基準が変われば無意識での見える(気が付く)ものが変わるし、無意識での判断・行動をが変わると言うのは納得できた。仕事で何かをしようと一生懸命に取り組んでいると、基準が変わり自動的に情報がどんどん入ってくる、または気が付くことになる。行動についても習慣化の手法ととても似ていて基準が変わると無意識に毎日出来てしまう。この、認知や行動の無意識の習慣を変えることは時間がかかるかもしれないが自分にも会社内でも目的達成に対してとても有効だと感じた。この本の残念だったのはその根本の目標設定については作者のビジネスにつながるため詳細な説明がなかったこと。

[ブクログ · ★★★☆☆]

初めて自己啓発本を読んだが分かりやすくスラスラと読めた。自分のタイプを知ること、今想像もつかないようなGOAL設定をすること。
コーチングの宣伝は凄かった...（笑）

[ブクログ · ★★★☆☆]

箕輪さんとの対談を見て、気になって購入。実際にコーチングを受けてみようと思わされた。自分のコンフォートゾーン外にゴールを設定することで、リミッターが外れる。確かに。新しい視点。また、信念・ビリーフをカウンセリング視点ではなく、コーチング視点で見れるのが面白い。

[ブクログ · ★★★☆☆]

「コーチング」というものに初めて触れました。

書籍でも言及されてましたが自分がイメージしていたものは傾聴型のコーチング、この書籍で触れているのは認知科学のコーチングです。

自分の中から目標を導き出すのではなく、外側に設定する。丸きり自分に関係ない目標ではなく、自分の「進化系」を見極める。考え方の点で色々参考になりました。
実際の手法についてはコーチがつかないとしっかりした効率が得られないと注釈が付いているので、まあ入り口としての本でしょうか。

[ブクログ · ★★★☆☆]

・コンフォートゾーンに戻ろうとする働きがモチベーション
・コンフォートゾーンを自分の未来に置く
・何をやめ何をするか決断する

[ブクログ · ★★★☆☆]

内容は面白い。だがほぼユーチューブで先出ししている内容なので、目新しさはなかった。
〇ホメオスタス　もとに戻ろうとする力
〇コンフォートゾーン　居心地の良い場所
〇モチベーション　コンフォートゾーンに戻ろうとする力

なりたい自分の理想像がコンフォートゾーンになるように臨場感を持ったゴールを設定。今の自分を理解することで、エフィカシーを高める。

[ブクログ · ★★★☆☆]

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認知科学コーチングというものは理解できた。セルフコーチングは難しそうだがまずはやってみよう。