あらすじ
闘鶏の美しさに見入られ、そこから必殺剣を編み出した隠居剣士・岩倉。その腕を見込んだ筆頭家老の呼出しに応じたがために、藩の政争に巻き込まれてしまう。必殺剣を巡る暗闘の結末は意外にも…。流麗な筆致で武士の哀切を描く、静謐なる時代小説誕生。
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面白かった。
早めに隠居して、軍鶏を飼い、剣術を教えながら、悠々自適な老後を送るという目論見は、色々有って、崩れてしまった。若くて隠居出来たものの、藩内の政争に巻き込まれ、刺客として現れた昔の友を斬ることになり、藩士達を鍛える道場の道場主として、引っ張り戻され、再婚して、楽隠居は、何処へ行ったやら。ただ、軍鶏だけは、ずっと、側に居たけど……