【感想・ネタバレ】軍鶏侍のレビュー

あらすじ

闘鶏の美しさに見入られ、そこから必殺剣を編み出した隠居剣士・岩倉。その腕を見込んだ筆頭家老の呼出しに応じたがために、藩の政争に巻き込まれてしまう。必殺剣を巡る暗闘の結末は意外にも…。流麗な筆致で武士の哀切を描く、静謐なる時代小説誕生。

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面白かった。

早めに隠居して、軍鶏を飼い、剣術を教えながら、悠々自適な老後を送るという目論見は、色々有って、崩れてしまった。若くて隠居出来たものの、藩内の政争に巻き込まれ、刺客として現れた昔の友を斬ることになり、藩士達を鍛える道場の道場主として、引っ張り戻され、再婚して、楽隠居は、何処へ行ったやら。ただ、軍鶏だけは、ずっと、側に居たけど……

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2021年08月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

佐伯さんにつぐ読みたい作家の登場です。描写力がハンパではないデス(^-^)/ シリーズ化して欲しいですねp(^_^)q

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2011年12月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

軍鶏侍

鶏闘に魅せられ、軍鶏の戦いから秘剣を編み出した主人公。
武士という生業に嫌気がさして早隠居を決め込もうとしますが、剣の腕を見込まれて様々な武士の勤めにかり出され、道場を開き再婚まですることになってしまいます。
長男ではない武士の哀しみ、家の凋落からひねてしまった少年の成長物語、秘剣を編み出したがゆえの無益な戦い・・・
いろいろと詰め込まれていますが、藤沢周平のコピーのようで今ひとつ感じ入れなかった竹蔵でした。
どうやって藤沢氏の引力から離脱できるか?これが処女作のようですので、今後に期待したいと思います。

竹蔵

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2025年07月17日

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