【感想・ネタバレ】北里マドンナのレビュー

あらすじ

近頃、親友のなぎさがまぶしい。人に負けることを恐れずに何事にも立ち向かっていくなぎさを見ていると、北里はコンプレックスを感じてしまうのだ。多恵子という彼女がいるのを知りながら、一途になぎさを想い続ける槇修子の存在も気になるところ。なぎさに負けないいいオトコになりたい。そう願うハンサムボーイ・北里の奮闘ぶりは…。『なぎさボーイ』シリーズ、待望の続編!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ひとむかし前のコバルトの王道。ライトノベルでなく少女小説。
そのころの少年少女を正しくきまじめに描写したもの。
心の動き、ドラマチックなストーリー展開がすばらしく、氷室先生らしい作品。
この作品は氷室作品のなかでもそう多くない、男の子主人公もので、女の子に振り回され戸惑いながらも成長していくというもので、村上春樹的な雰囲気もある、わたし好みな作品。
「正しく失恋する方法」という感覚はすごいな。でも、確かに正しく失恋して過去を振り切り、前に向かっていくというのは大事な気がします。

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2011年06月12日

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