あらすじ
さあ、望む人生を始めよう
著者累計240万部突破! 「うまくいっている人の考え方」「心の持ち方」に続く名著復刊
本書は、自己肯定感を磨くための100の考え方が紹介されている。
・適当に不完全になる
・好かれなくても気にしない
・人生を実地研修とみなす
・特別な日を満喫する
・大いに笑う
・自分のユニークさに気づく
・孤独を楽しむ
・深呼吸で満ち足りた気分になる
この中で、気になった項目はないだろうか? ページをぱらぱらとめくって、目にとまったところから読んでみよう。どこから読んでもいい。そして、できることからやってみよう。
(以下、「はじめに」より抜粋)
うまくいかずに落ち込むことは誰にでもある。そんなときは、この状態は一時的であり、最終的に自分は必ずうまくいくと強く信じるべきだ。そのために、自己肯定感を磨く必要がある。
自分にこう言い聞かせよう。
私には限界はなく、その気になれば何でもできる、と。
自尊心の乏しい人は、無意識に成功を避ける傾向がある。たとえば、
1 高い地位を与えられても、「自分はつまらない人間だ」と思い込んでいるかぎり、自滅してその地位から転落しやすい。
2 汗水たらしてお金を稼いでも、「自分は裕福になるに値しない」と思い込んでいるかぎり、すぐにお金を使い果たすおそれがある。
3 素晴らしい恋人を見つけても、「自分にはふさわしくない相手だ」と思い込んでいるかぎり、なんらかの方法で相手を遠ざけてしまいかねない。
大事なのが、自己肯定感は、つねに一定の状態ではなく、その時の状況によってゆらぐということだ。
だから、健全な自尊心を持ちつづける努力をしよう。「自分は成功するに値する人間だ」という信念を持とう。そうすれば、自分の成功を素直に受け入れて充実した人生を送れるようになる。
※ 本書は、2016年に刊行した『自分の価値に気づくヒント』(小社刊)に加筆修正を加え、改題のうえ装丁を一新した改訂版です。
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Posted by ブクログ
悪口を言われてすごく悩んだ1ヶ月。自分が悪いけど相手も良くない。じゃあ自分はどう行動するべき?という課題にすべて答えてくれた本。自分を認める、何をしたいか明確にする、相手に愛を与える。当たり前だけど言語化されて読みやすい。また自分が困ったときにすぐ読めるようにしたい。
Posted by ブクログ
最近、仕事でモヤモヤすることがあったので、この本を読んで色々と参考になってよかった。
誰に何を言われようとも「自分は価値のある人間だ」という信念をしっかり持ちたい。
Posted by ブクログ
「自己肯定感」という言葉があまり好きではないのですが。
タイトルは、「自己肯定感の磨き方」となっているけれど、ありのままの自分でいいじゃないかという、「自己受容」に近い内容で、読後感はとてもよかったです。
特に印象に残ったのが『69 楽しい人生を選ぶ』
以下引用
一部の人は、人生は厳しいものだと教えられて育った。
だから、もしそうでないなら、なんとなくずるいことをしているような気がして、自分の力で人生を難しくしなければならないと思い込んでいる。
しかし、時としてこの考え方は、人間は一生に渡って苦しみ続けるものであり、その報酬として死後に安楽な人生を送ることができると言う死生感と結びついている。
一般に、私たちは人生が厳しいものだと言う考え方をネガティブな人たちから学ぶ。彼らはこの消極的な人生観を、後世に伝えることによって自分の義務を果たしていると考えているが、彼らが実際にしているのは人生を必要以上に厳しいものにする間違った見解を押し付けることだ。
もちろん人生は困難なこともあるが、常にそうであるわけではない。かなりの程度、人生は考え方次第である。人生は厳しいものだと思うなら、あなたはその「厳しさ」を当然のこととして素直に受け入れる。結局、人生は予想通りに展開する。
それに対し、もし人生は楽しいものであるべきだと教えられていたらどうなっていただろうか。
もしまだ人生が楽しいものでないなら、あなたはそれを楽しいものにするために行動を起こすはずだ。たとえ、途中で障害に出くわしても、それを乗り越える方法を難なく見つけることだろう。
当然のことながら、あなたは自分の人生観を選ぶことができる。それなら人生をパーティーやお祭りなどのお祝い事と考えたらどうだろうか。
人生は厳しいものである必要が無い。人生は考え方次第で素晴らしく楽しいものになるはずだ。こう考えてみよう。人生は困難なものだと決まっているわけではない。人生のあらゆる面を心から楽しもう。