【感想・ネタバレ】よみがえる文字と呪術の帝国 古代殷周王朝の素顔のレビュー

あらすじ

いまから120年程前、ふとした偶然から甲骨文が発見された。
これを機に研究が劇的に進み、殷・周の国の姿がうっすらと立ち現れてきた。
ところが解読の過程で、重大な誤りがまぎれこんでしまった。
正されたと信じられた古代史像にも歪みが生じた。
古代中国の年代矛盾を全面的・系統的に解決した著者は、天文学や数学的手法をも駆使して、厚いヴェールに覆われた殷周王朝の素顔に迫る。
いま明かされる真実とは――。


目次

はしがき

第1章 文字と呪術の時代
夏・殷・周三代
殷王朝の国家構造
周代の暦
散氏盤の年代と製作の経緯

第2章 殷滅亡の年代
周が殷を滅ぼした年代
前1023年克殷の史料
伐殷から克殷へ
『国語』の木星記事
再度『竹書紀年』を考える

第3章 霊的威圧による支配から官僚による支配へ
周の東遷
春秋時代の覇権
盟書の出現
律の登場と中央意識
文字と呪術の帝国

余話

あとがき

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Posted by ブクログ

全くの素人からするとミクロな矛盾点の指摘が多く、全体像がよくわからなかったのが残念だった。もう少し知識を蓄えてから読むとまた違った発見がありそう。

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2012年01月31日

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