あらすじ
真実に迫りつつある誠と星一は、SAIを操る「斉木」の存在を知る。更に斉木とかつてSAIの研究を共同で行っていた男にも接触する。しかしそこで発覚する、誠と星一のSAIへの「感染」。このままでは二人は兄や母と同じ運命をたどってしまう…。打開策はあるのか。そして斉木と決着をつけることはできるのか。謎を追う少年たちのひと夏のサスペンス、完結巻。
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面白かった。微生物の正体が悲しいきっかけで、物語に深みを感じました。冒頭数ページが全力でギャグなのがよかった。その流れで、この事件が解決した後の未来を話すのがグッときました。
刑事の行動とか行政関係の部分の描写があまりないので、リアリティさが物足りないところもありますが、緊張感はずっとあります。
微生物誕生のきっかけが悲しかったですが、そこに寄り添ったのが誠の兄だったんだなと。
絵柄や雰囲気もあいまって、80年代のようなレトロSFな感じで読後感がとてもいいです。
ハピエンでよかった。カバー裏もオススメ。