面白かった。微生物の正体が悲しいきっかけで、物語に深みを感じました。冒頭数ページが全力でギャグなのがよかった。その流れで、この事件が解決した後の未来を話すのがグッときました。
刑事の行動とか行政関係の部分の描写があまりないので、リアリティさが物足りないところもありますが、緊張感はずっとあります。
微生物誕生のきっかけが悲しかったですが、そこに寄り添ったのが誠の兄だったんだなと。
絵柄や雰囲気もあいまって、80年代のようなレトロSFな感じで読後感がとてもいいです。
ハピエンでよかった。カバー裏もオススメ。