あらすじ
さいたまにかぶりつけ!!
さいたまに出現した魔王様。世界を破滅させるほどの力に対抗できる唯一の武器「日本のおいしいもの」で、魔王様をもてなしていた人類だったが、杜の都・仙台に第2の魔王が現れて−−!?
唯一無二の"おもてなしファンタジー"、緊迫!満腹!の第二幕!!
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Posted by ブクログ
待ってました、(2)!!
好みド真ん中の漫画を読むたびに、毎度、思う事だけど、ほんと、この『魔王様、世界が美味しすぎて滅ぼすのをやめる。』も、すぐには完結しないでほしい。せめて、(5)くらいまで読んでから、「ごちそうさまでした」を言いたい。
この(2)でも、埼玉の魔王様は可愛くて、我儘で、強くて、何より、美味しいグルメを楽しんでいた。
美少女が美味しそうな表情を魅せる、それだけで、実に破壊力が高い。
しかも、魔王様は、他の食系漫画のヒロインたちと違って、人間界のグルメに対する知識が薄いので、毎度毎度のリアクションが、実にオーバー。こんだけ良い反応をしてくれたら、美味しい料理を紹介する側からしても、実に嬉しくなるものだ。
もちろん、埼玉の魔王様だけじゃなく、メゾネットさんもベクトルの違った、良いリアクションをしてくれる。めっちゃ戦闘力の高い美人が見せる「可愛い」、これもまた、良いものだ。(3)では、メゾネットさんが、ピンでガッツリ系庶民グルメを堪能する話を読みたい。
また、三好ちゃんも、(1)より成長を見せている・・・まぁ、人間、こんな状況に身を置くようになったら、どうしたって、強かさは身に備わってくるだろう。
何より、この(2)では、仙台の地に、新たな魔王様が登場しており、埼玉の魔王様と激しいバトルを繰り広げただけでなく、やっぱり、魔王種特有のチョロさで、私達を楽しませてくれる。
そして、やっぱり、この(2)でも、カッコいい大人の代表格と言っても過言ではない、二瓶さんの「お勧め力」の高さが輝いている。過酷な営業の中で鍛えられた能力は、この時に活かせるモノだった。やはり、人生、やる気があれば、経験から得た「何か」を無駄にせずに済むんだな。
魔王様たちが愉しんでいるグルメは、どれも美味しそうだったが、ビジュアルと魔王様たちのリアク食ンを含め、個人的に最もお腹が空いてきたのは、「来々店」さんのマーボー麺。携帯電話で変身するヒーローと同じように猫舌である私ですら、これを前にしたら、火傷も臆さず、喰らい尽くしてしまうだろう。
この台詞を引用に選んだのは、この(2)の中でも、特に、インパクトのあるメゾネットさんのリアクションだったので。
いくら美味しいモノを食べたからって、普通、こうはならない。
けど、メゾネットさんは魔族だから、人間が出来ないリアクションをしたって、何ら不思議じゃない。
しかも、そのリアクションが可愛いのだから、最強だろう。
「(ごくり)あ・・・」
「?」
「はぐしっ!!」
「なぬっ!!?」
「魔王様、私・・・コレ、大好きなやつでした・・・!!」
「さらなる不安を加速させつつも、うまいとな!?(メゾネットさん、埼玉の魔王様)
もう一つ、この(2)で印象に残った台詞を紹介。
人によっちゃ、おバカな子って印象を受けるだろう。
正直、私も苦笑いが出てしまった。
しかし、共感できる人も多い筈だ、この魔王様の言わんとしている事に。
生きていればあるものだ、こういう状況は。
人は、それに「感動」と名を付けている?
「これは、つまり・・・おお、としか言いようがないと言えよう!!」(by埼玉の魔王様)
これも、私的にグッと来た台詞なので紹介させてもらいたい。
私もまだ、出来るだけ、安い値段で多目に食べたいのだが、それでも、最近は、質にも拘りたくなってきている。
なので、二瓶さんの意見には同意できる部分が多い。
物価高で苦しくはあるけど、食べる楽しみ、そこは蔑ろにしたくないものだ。
同時に、食に関わる人への感謝も忘れてはいけないな。
「フードコートなども、手軽でありがたいのですが、店構えの雰囲気も含めて、ありがたみは変わります。それに、いくら、マニュアル化されていても、調理する方の練度によって、どうしても完成度は左右するものです!」(by二瓶さん)
そして、この(2)でも、特に、魔王様らしさが際立っているリアク食ンが、これらである。
「麺がうまければ米が進み!!米がうまければ麵が捗るっ!!結局は麺なのか、はたまた、米なのか、至高はいずこにっ!!?」
「疾走した!!魂が!!!程よく、甘じょっぱくも、まろやかな味わい。それにより、疑問も抵抗もなく、体内に滑り込み、100年後も食べ飽きぬ、この逸品・・・これは、まさに、水!!」(by埼玉の魔王様)