【感想・ネタバレ】修羅奔る夜のレビュー

あらすじ

女ねぶた師が彩る日本一の熱い夜!


ねぶた師の兄が倒れたと聞き、紗栄子は急遽青森へ帰郷した。だがそこで見たのは、ねぶたに取り憑かれ、製作のために寿命を縮めようとしている兄だった。なぜそこまで――。兄を手伝う紗栄子だったが、いつしかねぶたに魅了されていて、女ねぶた師となることを決意。だが、資金や協力者、地元のしがらみが紗栄子の心を砕く……。日本で一番暑い日、一瞬の輝きを女ねぶた師が夜空に放つ。

歴史を紡ぐ稀代の小説家が日本一の夜を活写する!

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Posted by ブクログ

書店でたまたま見つけて購入。表紙のねぶたの迫力と、「女ねぶた師」という帯に惹かれて。
読み終わって純粋に、生でねぶた祭りを見たいと思った。ねぶたに懸ける青森の人の思いが、他のお祭りとは違った熱気になるのを感じてみたい。
冒頭の紗栄子の葛藤は現代のサラリーマンに共通するところでもあり、紗栄子がやり切って、自分の人生をやり直す姿に元気をもらえた。

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2025年06月21日

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