【感想・ネタバレ】その本はまだルリユールされていないのレビュー

あらすじ

小学校図書館司書のまふみは製本工房に暮らす中で様々な人と出会い本が人の心を救いうることを学んでいく。本好きに贈る心温まる物語

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Posted by ブクログ

ネタバレ

とても綺麗な物語だった

後半 本の結婚が出てきたあたりからちょっと楽しさが半減してしまった

たくさん失敗してください
失敗しないうちは、先に進むことなんかできやしないからね

由良子さん 相貌失認

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2025年09月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

不思議なタイトルで興味を持った初読み作家さん。手製本工房の職人と学校司書の話。識字障害は今の世の中ならピンときそうだけど、本当にふざける子たちがいるからこそ発見しにくいのか。2冊の製本方法は想像力が追いつかずイメージできずに終わった。

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2025年08月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み終わった第一の感想は「絵本の雰囲気を纏った小説だなぁ」

文章はかなり読みやすく、地の文による感情・思考の描写が少なめで、その分場面・場所の雰囲気には力を入れているのかな。
また、登場人物の口調や行動がなんとなく劇の台詞のようなこと、出てくる製本の描写が童話のような雰囲気を纏っているため、現代日本が舞台ですがファンタジー味、絵本味を感じました。

上記のこれらがハマらなかったこと、山場が感じられなかったこと、小説内の描写に対し「あれ何のためだったんだ?」と多々感じることがあるのが少しネック

最後の点に関しては
・主人公の「製本酔い」「文字が踊りだす」などの描写がどこにも生きてない(主人公独自の特殊能力?かと思いきやそうでもない。由良子の能力を示すためなら双子の時に文字が踊りだすのはなんかややこしいし…)
・双子の弟が几帳面なことに対して掘り下げがない(ディスレクシアに関するものかと思ったが何もなく、単なるキャラ付けなんだなぁと感じた)
・学校の先生が「教育に口出すな!」と言っていたこと、司書が軽んじられていることに対するアンサーがない。(口出すな!と言われてるのに勝手に子供のお願いを聞く。それで揉めるわけでもなくそも伝えていないのになんかいつの間にか認められている)
などなど引っかかりました。

あと個人的には主人公が何を感じているのか、何に執着しているのかの描写が薄すぎて不完全燃焼でした。
・司法書士の本を製本している時に泣くシーンがあるのですが司法書士への憧れの描写、頑張った過去の描写がないのでえ?そこまでだったん?となる
もし何も成せなかったことに対する涙ならその葛藤を書いてほしい
・最後「司書を一生の仕事にする」と言っていたが主人公が『司書として』成し遂げたことが無さすぎてなんでぇ?となる
などなどがありました。全体的に登場人物の描写がなさすぎでモヤ…とする物語の都合に動かされてる感じもちょっと絵本ぽいなぁと思いました

でも読んでいてイライラなどは無いですし舞台感は嫌いではないし普通に読めたので☆3となりました。

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2025年07月10日

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