あらすじ
「恨むなら、お前の婚約者だ」舞踏会からの帰り道、野盗に襲われたララは婚約者カイルの裏切りを知って衝撃を受ける。彼とは幼馴染だ。正義感が強く照れ屋な彼との結婚を夢見ていた。しかし王女付きの近衛騎士となってから、すっかり変わってしまった。彼は王女のお気に入りとなりララは孤独だった。だからといって、命を狙われるなんて……。なんとか助かったララは、保護を受けて身を隠して過ごしていた。そんなある日、護衛騎士としてやってきたのは、なんとカイル! ララを必死に探していたと言って、幸せだった頃のように優しく接してくる。それを拒絶するララ。本当に彼を信じていいの? すれ違う二人の思いは!?
※こちらは単話1~7話のセット版です。重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
一気に読んでしまいたした。
完璧なヒーローではなかったけど、ヒロインのために一生懸命に奔走するところが好感がもてました。過酷な状況のなかでも、強く生きようとするヒロインもよかったです。とても満足です。
一気読みしてしまった
カイルの一途さが凄く伝わる。
最後に謎が解かれるまでどう話がラストを締め括るか分からない中、2人のすれ違う想いや言動に次のページをすぐにめくりたくなるような気持ちにさせられました。
流れは良くある話かもしれませんが、その中で伏線や想いの強さを感じさせられる物語だったと思います。
ただ物語が良かった分、最後を迎えたその先を見たかった……
そのため星4ですが本編は星5だと思います。
匿名
引っ張りすぎかな?
「恨むなら、お前の婚約者だ。」この言葉だけで婚約者が差し向けてきた刺客なんだと思うにはちょっと弱いと思ってしまった。婚約者様はお前さんが邪魔なんだとよ、くらい言っても良かったなあ。
そんな気持ちだったからか、ヒロインの心が打ち解けるまでが長かったです。途中、ちょっと斜め読みしてしまいました。ごめんなさい。
それと別荘とはいえ、恩人の主人の部屋で致すのもツッコミ入れたいところでした。笑えたけど。
一途なヒーロー
ヒロインはヒーローと幼馴染で婚約関係にあります。しかしヒーローが王女付きの騎士になった途端、王女とヒーローの噂が立ち手紙のやり取りも減ります。そしてある日ヒロインが命を狙われます。命を落としたと思ったヒロインですがある伯爵に保護されていました。そして護衛騎士として来たのがヒーローだったのです。
ヒーローはずっとヒロイン一筋で一途だったのですが、兄の死を探るため過程でヒロインを守るために冷たい態度をとっていたというありがちなものでした。色々間違ったヒーローですがやり直そうと根気強く、またヒロインも受け入れる度量もあり二人の絆が良かったです。個人的にはボールドウィンが好きでした。