【感想・ネタバレ】匣真演義 姫賊 僑燐伝のレビュー

あらすじ

匣(はこ)に刻まれた一字は己の運命。
その字に従うか、刃向かうか――。
少女は国を「盗」み、世界の命運を一変させる。
新時代の王道中華ファンタジー、ここに開幕。

大陸の中央に巨大な匣「源匣(げんこう)」がそびえるその国は、代々、真族(しんぞく)と呼ばれる者たちが治めていた。
人々はみな生まれた時に、小さな匣を与えられる。
小匣は決して開くことはなく、ただ一つの文字が刻まれているのみである。
だが、この一字こそが己の運命であり、時には持ち主に不可思議な力を与えるという。

大陸一の港町・顎港(がくこう)の路地裏で育った少女僑燐(きょうりん)は、
四人の兄妹と共に育ての親を殺め、彼が頭目を務めていた盗賊団を乗っ取った。
僑燐の持つ一字は、「盗」。
姫賊(きぞく)・僑燐の名が国中に知れ渡るとき、歴史がうねりを上げて動き始める。

構想10年、物語年表は1000年分。謎に満ちた巨大な物語の渦に巻き込まれる!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

1000年に渡る年表が既に開示されている状態で、その物語が紡がれていく。大河ロマンのため展開は早いが、人物描写が魅力的で読みやすい。次作も楽しみです。

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2025年07月07日

Posted by ブクログ

気がつけば作中で30年経っているしヒロインかと思った人はあっさり戦死するし、展開が早い。
芽依がなぜ宝超と離れて辺境の村で暮らしていたのか気になるけど、これだけ長い年表を小説にするなら細かいところまで書いていられないだろうか。
作者には長生きして完結させてもらいたいものです。
ついでに次巻の表紙は男性と勝手に予想。むさい武人かなよなよイケメン王族か。

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2025年05月21日

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