あらすじ
この本を手に取ったあなたは、いつしか捜査本部の一員となっている。膨大な捜査情報をその眼で見極めてほしい。ーー今野敏
構想十年。愛知県警エース刑事と岡崎署変人刑事が追う、哀しき高齢風俗嬢殺人事件。
圧巻の取材による、圧倒的な熱量。
警察小説を新生する、超爆発!
灼熱の岡崎市の沼で、ある高齢女性の遺体が引き上げられた。47ヵ所もの刺創があり、その残忍な犯行に市民は戦慄する。刑事たちの地を這うような捜査の中で浮かび上がってきたのは、被害者の人生の光と闇だった――。東大を卒業し、大手局アナとして華々しい世界に身を置いていたが、亡くなる前は極貧生活を送っていたという。しかも、驚くことに、彼女は現役の風俗嬢だった。なぜ、彼女は殺されなければならなかったのか?
愛知県警本部のエース刑事湯口と岡崎署の変人刑事蜘蛛手が、時に衝突し、時に協力しながら、底なしの謎に挑む!
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Posted by ブクログ
愛知県岡崎市を舞台にした警察小説。
地元岡崎が舞台なのだが、岡崎である必要性が感じられなかったのが残念。
主要登場人物も肌に合わず、その言動も不快なのも読書ペースが遅かった理由です。
ただ、中盤でのタイトル回収から、岡崎署の刑事の読みが開陳されてからの展開は面白かったです。
それにしても救いのない事件の結末は警官隊には忸怩たるものがあるでしょうね。
あと、2011年7月が時代背景だそうですが、バザーのフリートークにつボイノリオや水谷ミミが登場して「もうすぐ30」を歌うなど、1980年代前半と混乱してしまいました。
岡崎署の刑事が昭和おやじなのが物語に影響してしまったのか…。