【感想・ネタバレ】出獄記のレビュー

あらすじ

刑務所で起きていることを、ほとんどの日本人は知らない――。 新潮ドキュメント賞受賞『獄窓記』の著者が20余年にわたり見つめ続けた日本の刑務所。社会の映し鏡である刑務所は時代と共に変化していく。死刑囚を収容する東京拘置所と名古屋拘置所、受刑者の3人に1人が無期囚という熊本刑務所、障害者や高齢受刑者が増え続ける和歌山刑務所、60カ国以上の外国人受刑者がいる府中刑務所、未成年者が服役する川越少年刑務所……。受刑者、刑務官、福祉関係者など様々な視点をつないで描く刑務所の物語。

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Posted by ブクログ

元国会議員で飛ぶ鳥を落とす勢いだった著者が、詐欺罪で収監され、そこから受刑者をケアする事業に従事していることに驚かされた。

普段、ほとんど報じられることがない、刑務所内の切実な「いま」を知ることができて、とても勉強になった。

障害を持つ受刑者や、何度も軽犯罪を繰り返す独居老人の割合がどんどん高くなって、障害者施設、老人ホームと化している!

在留外国人が過去20年で2倍近くに増えたが、外国人受刑者数は4割減っている!

外国人は起訴されにくいという風説もウソ。国内全ての起訴率39%に対し、外国人は42%!

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2025年06月08日

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