あらすじ
刑務所で起きていることを、ほとんどの日本人は知らない――。 新潮ドキュメント賞受賞『獄窓記』の著者が20余年にわたり見つめ続けた日本の刑務所。社会の映し鏡である刑務所は時代と共に変化していく。死刑囚を収容する東京拘置所と名古屋拘置所、受刑者の3人に1人が無期囚という熊本刑務所、障害者や高齢受刑者が増え続ける和歌山刑務所、60カ国以上の外国人受刑者がいる府中刑務所、未成年者が服役する川越少年刑務所……。受刑者、刑務官、福祉関係者など様々な視点をつないで描く刑務所の物語。
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Posted by ブクログ
「獄窓記」から21年。あれから山本譲司さんは障害受刑者の出所後支援を主に活躍している。法務省の人たちに講演をしたり、あちこちの刑務所に出向いたり、出所後サポートをしている団体の活動と連携したり、特に障害者の出所後サポートに出向いたりしている。
第1話 死刑執行の現場について赤裸々にレポートをしている。
第2話 無期刑の模範囚が仮出所した。しかし彼は刑に服している間に自分の考えを持たない、表明しない癖をつけてしまっていて、出所してしまったらコミニケーションがうまくいかない…
第3話 知的障害のある女性受刑者の話。刑務所で生まれた彼女は、母に捨てられたと思い込んでいる。再犯を重ね、どのように福祉につなげるか。福祉施設に入れても男たちに媚びて、瞬く間に売春宿を作ってしまうのだ。
第4話 外国人受刑者について。アフリカソマリア出身の緘黙者マッハムード。ヤギのアニマルセラピーを通して、刑務作業もできるようになっていく。
第5話 性犯罪者の再犯防止に向けて、再発防止プログラムが始まった。
第6話 受刑者をサポートする団体を立ち上げても、地域住民の受け入れ体制がないと無理で、メディアスクラムなどを組まれてしまうと、なかなか難しい。再犯を防ぐために私たちにできることはなにか。