あらすじ
心の不調と向き合う体験的コミックエッセイ!
バブルの頃「わたし」は、人一倍働くキャリアウーマンでした。1か月の残業が200時間のことも! そんな中で自律神経失調症を患います。それが前兆でした。治療を受けても良くならず結局退社。フリーライターになってから、同居する男性(本書では“ヤツ”として登場)も現れましたが状態は悪くなるばかり。そして、自殺未遂……。気が付けば、抗うつ剤を飲んでもう15年。いまだにうつは治っていません。こうなると、これはもう自分のキャラクター。“ヤツ”とは別れ新しいアパートに越しましたが、最近は、社交ダンスも始めました。そんな、うつ病のシングル女性の生活を、ユニークなギャグタッチのまんがで描きます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ああ、すごくわかる。自分のことを書いているかのようだ。
めまい、肩こりって、ストレスの症状だったんだなあ。
彼女は、働きながらだからか、まだ治っていないようだけど、
私はだいぶ治ってきた。
一度働き過ぎると大変なことになる。
Posted by ブクログ
バリバリのキャリアウーマンだった作者さんの、体調不良から始まったうつ病との戦い?の記録です。
リアル過ぎて、自立神経失調症の私には共感を覚えることが多いです。そして、自殺未遂の所などは読むのが辛かった。
生真面目な人、几帳面な人=ベースは臆病。
これは納得です。
Posted by ブクログ
うつ病を扱った本の中で、現在の自分に近い内容でした。
うつ病の人は我慢強いとか、なるほど!と膝を打ったり(笑)。
ビジネスウーマン必見です。
現在うつ病じゃなくても、突然なることがありますから。
花粉症と一緒です。
Posted by ブクログ
引き寄せられるように買ったこの一冊。
働いていないうつウーマンの私ですが、わかるわかるがいっぱいです。
この病気の人もそうでない人もみんなに読んで欲しい一冊です。
Posted by ブクログ
昨日ツレがウツなりましてを読んだけど、そちらは夫がウツに貼った場合の話なので、妻側視点でしたが今度はうつになった人本人の漫画。責任感ある人がウツになりやすいという悲しい現実だけど、ある程度人にはいい意味でいい加減な所が必要なのかもしれないと思った。私も適度に力を抜いて過ごしたいと思いました。
Posted by ブクログ
鬱病は、頑張りすぎ病。自分を極限まで追い込む真面目な人や、自分より他人を優先し過ぎる優しい人、完璧主義な人は要注意!少しでもおかしい⁈と思ったらすぐに相談したり、専門医にかかること。重症化すればするほど治りにくい。自分を甘やかしたり、ほどほどでいいと思ったりすることがとても大事。自分の人生より大切なものなんてないっ!
Posted by ブクログ
自立神経失調症→ウツ病→パニック障害併発とずっぽりメンタル15年生の作者をマンガにした作品。私は絵がどうしても好きになれず、活字で読みたかった。10年連れ添った相方は結構大変だったと思うのだが、作中で怠け者のようにだけ書かれているのにも違和感。ツレウツと共通して、「悪い状態になってもOK!」と受け入れる姿勢が自身を楽にしたと綴ってあり、大切な事なんだぁ。また、確かに精神系の補助制度の患者認知は少ないのかもしれないとも思う。治って行く過程ではなく、うつ病の実生活、現状を書いた本。
Posted by ブクログ
うつ、って、最近たくさんの種類があります。
本当につらい人もいれば、誤魔化しのために鬱だと名乗る人もいる。それはまあ人それぞれですから、こういう症状は甘えだ!ということは一概に言えるものではないと思います。
バリバリのキャリアウーマンが、鬱とパニック障害を患い、それとうまく付き合っていけるように努力していく軌跡の話です。
病気っていうものはしんどいもので、人によっては乗り越えられたり乗り越えられなかったり、一生付き合うなんてと絶望する人もいれば、落ち着いて付き合っていける人もいる。
たくさんのことがらを抱え過ぎた結果、なのだろうと思います。
かくいうわたしも一時期鬱になりかけたであろう時期がありました。過食と拒食に悩まされたり、薬をやめるときに急にやめると絡んでくるめまいだののリバウンドとか……。
今は薬を飲まずとも仕事を続けていられていますが、落ち込む具合とかはやっばり他人と比べると波が合ったりします。
むりをしなくていい。
完治できたらいいね。
殺伐とせずに、歩いて行けたらよいのでは、と思います。
Posted by 読むコレ
入院版が面白かったので、こっちも買った。
しんどい病気だとは思う…
でも、身体的な病気ほどの理解や同情は
なかなか得られないだろうな…
罹病者も多いので
薬や治療法の研究・開発・普及が進むとは思うが
例えば震災地域の患者さんなど
引き続き無料診察を続けて欲しい
(先日、取り止めの報道を目にしたが…)
今回も、やはり、
大葉リビさんの明るく可愛いイラストが良かった。
エッセイとイラストの組み合わせは
素晴らしいアイデアで、今後が期待される。
Posted by ブクログ
もはやコミックに出来ない闘病記はありませんね。
「ああ、こんなつらさがあるんですね」と思い、「その後いかがですか」というきもちになりつつ続編にリクエストを入れました。