【感想・ネタバレ】できるリーダーが「1人のとき」にやっていること マネジメントの結果は「部下と接する前」に決まっているのレビュー

あらすじ

◆リーダーは「向いてない」くらいが、ちょうどいい◆
プレイヤー時代ほど実力を発揮できていないと感じているリーダー、
自信のないリーダー、内向的なリーダーにこそ読んでほしい本!

多くのリーダー本は、
・部下に対する接し方
・リーダーとしての仕事のさばき方
を指南しています。しかし、数々のアドバイスを実践しても、
「とにかく多忙で、頑張りすぎている」
「リーダーとして自信がない」
「手応えを感じない」
ということはありませんか?

そういう方々に必要なのは、
「リーダーとしてのレベルが1のまま忙しく手足ばかり動かすのをいったんやめて、
“レベルそのもの”を上げていくことです。
「出会えてよかった」と思われるリーダーと、そうでないリーダーは何が違うのか?
優れたプレイヤーだった人ほど見落としがちな、リーダーシップの原則とは何か?

1人の時間に、リーダーが問いを持ち、考え抜くことで、
部下の反応や、成果の出方は変わっていきます。

【本書「はじめに」より抜粋】
小手先のスキルと一度距離をとって、いいリーダーになるために本当に必要なことを自分で自分に教えるためには、「1人の時間」が重要です。「1人の時間」を通して、本書で紹介していく4つの力(思考自由度・問いの力・喚起力・構造デザイン力)を磨き、高めていくことが、あなた自身のリーダーシップの能力を育て、周囲の人々の人生をエキサイトメントにするためには不可欠です。
その意味では、部下と接する前に、あなたのマネジメントの結果が決まっているといっても過言ではありません。リーダーに本当に必要な力は、「1人の時間」によって育まれるのです。

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Posted by ブクログ

 決して良いリーダーとは思っていないし、逆に、リーダーに向いていない方だと思っています。部下を持つような立場になって、いいリーダーになるためには?と結構安直な考えで本書を手に取りました。
 一人っ子だったこともあり「1人の時間」を好むことから、1人の時間の過ごし方の「質」を上げていくことが肝心だと思いました。
 リーダーに不可欠な4つの力のうち「構造デザイン力」。こういう風に考えたり動ける人財になってほしいという理想を持ちながら、環境・状況を整えたり提供することだと理解しました。潜在意識にとらわれないように、先に行動する、小さな行動でもいいから始めるということを言っているが、自分がお手本にしているリーダーは確かにそういうアクションを取っているなぁと認識しました。
 思考の自由度、問いの力、喚起力、構造デザイン力。この4つのチカラを高めていけるよう「1人の時間」の質を高めていきます。

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2025年08月26日

Posted by ブクログ

 リーダーに関する本はこれまでにもいろいろと読んできました。どの本にもよいことが書かれていると思うのですが、いざ自分が実践できるかというと、なかなか難しいものです。それでも、ついまた手に取ってしまう…そんな年頃です。

 気になる言葉はいくつもありましたが、その中でも心に残ったのは、p.110にあった「『自分』は探すものではなく、つくるもの」という一節です。確かに、「自分」がどこかに落ちているわけではありません。

 私も来年は還暦を迎えます。これまで、どんな自分をつくってこられたのか、改めて振り返ってみたいと思います。

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2025年08月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

座り読み。

【なぜ】一人で考えておくと良いことを知っておきたかった。何気なくやっている読者の質を上げたい。
【これだけ】
リーダーの対象とすべきことは、部下のモチベーションではなく、「エネルギー」

【学び、備忘録】
【四つの力】
 自分状態を客観的に
 偏見のない視点
 フォロワーがいる
 コミュニケーションの質が高い1.他人との2.自分との
【いい言葉】自分探しについて。自分は探すものでなく作るもの。
【思考自由度を上げる】
 コンテキストを変える
 与えられているものに感謝する

【例える】
もしお金の大切さを学ばせないと思う相手がいた時、神様なら「お金がない環境に生み落とす」のでは?苦手、嫌いなもの価値を理解するチャンスかも。
【感想】
終盤は山口周の美意識を鍛えるとリンクする考え方がある気がした。
これは数年に一度読み直したい一冊。

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2025年04月30日

Posted by ブクログ

一章を読み進める中で
意見やアイデアを尊重し、ともに考え、意思決定を支えること 

わたし自身の在り方に気づきを得られた

続きを読むのが楽しみだ

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2025年04月17日

Posted by ブクログ

仕事も家庭も忙しくて追われる毎日だけど、この本を読んでまず自分の「1人の時間」の使い方を見直す大切さに気づいた。
普段は目の前の業務や家族のことであまり自分のことに向き合う時間がないけれど、この本は部下と接する前に自分自身の考えや気持ちを整理することが、結果としてチームや家庭の雰囲気にも影響すると教えてくれる。介護の仕事でも家庭でも、目の前の問題に振り回されず、まず自分の思考を広げて本質を見極めることが重要だと実感した。忙しさの中にあっても立ち止まる時間を作ることで、焦りが減り冷静な判断ができるようになった。具体的な問いかけや自己対話の方法も参考になり、普段の節約や投資の計画にも応用できそうだと感じている。今の生活の不安を少しでも解消したい人におすすめしたい一冊です。

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2025年10月15日

Posted by ブクログ

できるリーダーとは?の問いに対しての答えを示す本。
優れたリーダーとは、部下から出会えて良かったと感謝される存在である。 部下との関係も、組織の成果もすべてはリーダー磁針の内面思考で決まる。
リーダーは、部下をマネジメントする前に、貧しい自分自身をマネジメントしなければならない。

とても核心を突いた内容である。部下から出会えて良かったと感謝される存在を目指して、日々少しずつ行動を積み重ねていきたい。

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2025年08月19日

Posted by ブクログ

骨太なリーダー養成講座

内省的な活動にフォーカスを当ててリーダー育成についての実践的な方法論が展開されている。

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2025年07月20日

Posted by ブクログ

悪くはないけど印象は薄め。
読んでるときは納得感あるけど、しばらく経つと内容をあまり覚えてないかも。
自己管理や内省の重要性を丁寧に伝えてくれる。


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2025年07月07日

Posted by ブクログ

リーダの真の姿はリーダーとして仕事をしている時以外の時間の使い方、意識、基準の置き所に表れることを学んだ。周りが見ていない時間、シチュエーションこと自分と向き合って行動すること。
大事なことを思い出した気がする。

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2025年05月31日

Posted by ブクログ

部下や周りばかりを気にする前に自分を整えることが大事。自分をどう整えたかで、部下や組織の成果が変わってくるのだと思った。周りのことばかり気にせず、自分にもきちんとフォーカスしよう。

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2025年05月31日

Posted by ブクログ

本質的か?長期間耐えられるものか?全体的か?戦略的か?を常に考えていきたい。
優れたリーダーは、「あなたと出会えたことで人生が豊かになった」と部下と互いに感じられる存在、部下から「出会えて良かった」と「(結果的に)感謝される存在」という表現がぐっときた。

自らの過ちに気づき修正しようとし、なぜ、より、何を、どのように、と内省しつづけ、相手との違いを尊重し、ご機嫌で居続けられるようにしたい。

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2025年04月29日

Posted by ブクログ

いいリーダーになるためには1人の時間が重要。
1人の時間を通して4つの力を磨き、高めていくことが不可欠。
その4つの力とは
・思考自由度
・問いの力
・喚起力
・構築デザイン力
だという。
そして4つの力をそれぞれ磨く、様々な手法?を紹介しているのだが、、

TIPSの塊ではあるが、全然まとまっていない、という感想。
私も自分を磨く手法はいろいろ知っていて、それらがちりばめられているが、
どうしてここでそれが出てくるのか、4つの力にどう収斂されるのか、
理解をすることができぬまま読み進めることとなった。

まあ、喚起力、ってのはリーダーに必要な力だろうけど、
これって一人の時に高められるものなんだろか?

この4つ、思い切り一つにまとめれば、柔らか頭を持て、ってことじゃないのか。
思い込みせず、自問自答を繰り返し、、、、

知っていることが多かっただけに、かえって消化不良になった

序章 「1人でいるとき」にどう過ごすかが、「優れたリーダーかどうか」の分かれ道
第1章 [思考自由度]「思考の自由」を手に入れるための8つのポイント
第2章 [問いの力]思考力の原点「問う力」をつける7つのポイント
第3章 [喚起力]心に同じ「火」を灯した仲間をつくる8つのポイント
第4章 [構造デザイン力]大局的に考え変化を起こす力をつける6つのポイント
終章 リーダーも組織も育つ「いい循環」は、1人のときにつくられる

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2025年09月27日

Posted by ブクログ

自分を高める
実践評価改善の繰り返し
イライラしない
原因を見極める
協力しあう
リーダーでなくてもメンバーシップでも大事な
ことです

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2025年09月18日

Posted by ブクログ

部下のエネルギーを喚起する喚起力がリーダーは大事である。1人の時間をしっかりと取って考える、エネルギーを取り戻す、思案する、それが無ければ部下に人間的に接することなどできない。

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2025年08月18日

Posted by ブクログ

「1人の時間」の活用で生まれる好循環
思い込みを捨て、ものごとをフラットに見る(①思考の自由度)

本質を問うことができる(②問いの力)

自分や部下が、仕事に面白さを覚える(③喚起力)

仕組みや構造から変化をもたらす(④構造デザイン力)


フラットに見る観察力をつけるワーク
①「いったんどちらでもいい」にする
②「4つの質問」
1 それは本当ですか
2 それが本当だと、絶対に言い切ることができますか
3 その考えを信じると、あなたはどうなりますか
4 その考えがなければ、あなたはどのような人間になりますか
③「部下の目に見えない貢献」を整理する


目の前の現実の見え方は、内側の状態が決めている
「楽観的な思考+喜びの感情+成長を重視する価値観」
→新しい経験や学びを積極的に受け入れ、自己成長を追求する
「批判的な思考+怒りの感情+正義を重んじる価値観」
→不正や不平等に対して強い反発心を抱く
「創造的な思考+驚きの感情+美を追求する価値観」
→美しさや独自性を大切にし、独創的な作品や解決策を生み出す
「分析的な思考+不安の感情+安全を求める価値観」
→慎重な判断と準備を行い、安心感を得ることを目指す
「柔軟な思考+悲しみの感情+共感を大切にする価値観」
→感情の機微を理解し、思いやりのある行動をとる

 私たちの内面、つまり思考、感情、信念は、外部の現実をつくり出しています。したがって、外部環境や出来事を変えたいのであれば、まず「自分自身のものの見方や考え方」を変える必要があります。自分の考え方を見直すことで、周囲の人々の反応や職場の雰囲気が変わることがあります。


 1人での時間には、読書や映画鑑賞、カフェでのリラックスなども効果的ですが、 もっとも迅速にエネルギーをチャージできる方法があります。何だと思いますか?
 それは、「人との交流」です。
 周囲の人々との交流は、私たちの心の状態に大きな影響を与えます。とくに、エネルギーを与えてくれる人々との関係は、仕事に対する意欲を向上させてくれます。
 お気に入りのカフェや本、映画、音楽があるように、「お気に入りの人」を持つことは、心のバランスを保つために有効です。
 彼らとの対話は心を平静な状態に戻し、エネルギーを再充電します。エネルギーを与えてくれる人との交流は、仕事への活力を生み出し、能力を向上させる重要な資源です。

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2025年07月18日

Posted by ブクログ

改めて当然のことが書かれていることや、実行にはハードルが高かったりする。自分には合わないので、改めてやり方を模索することにする。

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2025年05月31日

Posted by ブクログ

リーダー メンバーに影響を与え続け組織を進める人

所有思考ではなく存在、関係思考
所有していると思っている失うことへの恐れを持ってしまう そこにいるだけ、あるだけと思っていれば環境変化を素直に受け入れられる。
私の部下、私のお金 ではなく、「の」を「と」に変える。
私と部下、私とお金 と捉えるほうが健全な思考になる

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2025年04月13日

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