あらすじ
古びたカメラのような箱を提げた謎の旅人。その箱が映し出すものは人々の「隠したい」と思う気持ちと、その下にある「真実」であった。悲哀や怒り、絶望と愛憎、様々なこころの有り様を旅人は淡々と、そして鮮明に晒していく。
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「真」実を「写」す
江戸時代末期から明治時代初期 日本に写真が入り始めた頃、「写真を撮られると魂を抜かれる」という噂が広まったそうである。この作品も「魂を撮してしまう」という設定を元に、重厚で暗い物語を仕立て上げている。絵柄もストーリー展開に合わせた 暗めの画面で、よくマッチしている。不気味なところがアチラコチラにあるのも、雰囲気を盛り上げている。