あらすじ
著者累計200万突破!! 母であることに、ときどき疲れるあなたへ、子育て疲れの特効薬を贈ります。人口知能や脳科学の専門家として、生き方の指南書が好評を呼んでいる著者による子育て本の決定版!
失敗を怒らない、対等に付き合う……著者自らが子育てで実践し、脳科学的な裏づけをもとにした目からうろこの子育て法。
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Posted by ブクログ
妻のトリセツに続き2冊目として拝読。
こんなに書きぶりを変えられるなんて、驚きの全ての母や女性に寄り添った文章で、バリバリ理系の方なのになんて振れ幅なんだ!と変なところでも感動してしまいました。
とても読みやすかったです。
中身として、母の背中を押しながら、脳の発達に伴って子どもとどのように接するのが望ましいか、Howto本に偏らずに語ってくれていて、入ってきやすかったです。たくさんメモしちゃいました。
渦中になれば、しんどい、つらい、いつまで続くのか、分からないことばかり、と溜まってしまいそうな育児を、もっと長期的に、子どもという一人の人間との関係性への投資として、楽しみながら捉えていけたらいいなと前向きに思いました。素晴らしい本、また年齢を重ねたときに再度読み直したいです。
Posted by ブクログ
よもやこの本でこんなに感動するとは夢にも思わなかった。
子どもの脳を育むアドバイスがあるかなぁ、となんとなくで手に取った本だったが、筆者の子どもへの思いに胸が熱くなる。
情熱的な詩を読んでいるような、深い愛の文章だった。
子育ての困難さ、孤独さ、そして楽しさを自身の経験とともに記した1冊。ぜひ子育て世代の方に手に取って読んでもらいたい。
Posted by ブクログ
著者の子どもを愛する気持ちがとてもとても伝わる。
本を読んでいるだけなのに、微笑ましい光景が浮かんでくる。
色々な教育に関する本を読んで、こうした方が良い、こうするべきということを守ろうとするあまり、一番大事な子どもを観察することができなくなるという親も多いんじゃないかと思う。
子どもはどう育てようとしたってどう育つかはわからないし、あらゆることにメリットデメリットはあるからこそ、子どもにとってあたたかい場所を作れるのが良いなと思う。
著者の家庭はそういった温もりのある家庭なのだろう。
実際に見たりすると、想像しているよりも普通の家庭なのかもしれないけれど、すごく理想な雰囲気な気がする。
Posted by ブクログ
黒川さんと息子とのやりとりは読んでいてほっこりした。
脳をよく知っている著者から言われるからこそ力強い言葉だと思った。
子育てというダンジョンを乗り越える4つの掟として
1 子育てのキャンペーンコピーをもつ(母も惚れるいい男、などのように目標の言葉を決める)
2愛は言葉で伝える
3朝日を浴びたり、朝ごはんにタンパク質をとるなどして脳をメンテナンスする
4冒険に送り出す
この中の2に出てきた、周囲の人々の気持ちを萎えさせたり、運気を下げたりしてしまうエナジーバンパイアに我が子をしてしまわないために、親が陰口をいわない、悪意ある言葉にこどもが晒されてしまったときに愛の言葉に変えてあげることが大事。という話が良かった。