【感想・ネタバレ】深遠なるインド料理の世界のレビュー

あらすじ

甘いバターチキン、デカすぎるナン、流行りのビリヤニ。日本でおなじみのインド料理のルーツと、真のインド料理の姿を求めて、自他共に認めるインドマニアである著者が亜大陸を東奔西走。食器買い付けのために足繁くインドに通い隅々まで食べ歩いたアジアハンター小林真樹の、インドへの深い愛と溢れ出す知識を詰め込んだ食エッセイ。ディープな現代インド料理論であると同時に、インド料理入門の決定版ともいえる一冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

写真がカラーですばらしい 作成者の気合いを感じる 

ラッシーに赤ワインを混ぜて飲む、というのをやってみたい インドのCoCo壱には、モモのカレーがあるという話がおもしろかった
そうそう、ファルーダも食べてみたい

読み応えのある一冊

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2025年05月05日

Posted by ブクログ

室橋裕和さんの『カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」』は日本におけるインネパを深掘りするもので面白かったが、本書は徹底的に現地の話が書かれていて興味深かった。
ある程度日本で食べ慣れるとインネパを軽視して本格的な現地料理を求めてしまいがちだが、そもそもインドという国自体がムガル帝国やイギリスの統治、隣国中国の影響を受けるフワッとした国家であり、郷土料理の核を捉えることが困難だと分かった。
つまり料理の魔改造こそがインドらしさというわけで、日本におけるナン巨大化といった独自進化も伝統的なインド料理と言える。
それにより近所のインネパを再評価できて、ついつい週に2度も行ってしまったりした。
ファルーダのことすらよく分からないのに、インド中華や水ごはんなんて全く知らなかった。(水ごはんなんてこの本読まなきゃ知る由がない)

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2025年04月11日

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