【感想・ネタバレ】しゃにむにＧＯ 23巻のレビュー

羅川真里茂

県大会、シングルス決勝で留宇衣と白熱の対戦をした延久はついにインターハイ出場を決める！大会の帰路、いよいよひなこに告白しようとした矢先、耕一からひなこと佐世古の婚約を知らされる。動揺し、練習も手につかなくなった延久は…！？

[ブクログ · ★★★★★]

県大会シングルス決勝〜
主人公の延久がメンタル面で苦しむ、と言う流れ。
今まで「スポーツ万能でぐんぐん伸びる」だけだった主人公が
ジャンプアップするための挫折を経験する、
と言うスポ魂マンガに不可欠なエピソード。
「無神経なはずの主人公が精神的に折れる」、と言う描写が破綻無く描かれているのは流石羅川真里茂、と言ったところ。いつものように（笑）続きが気になります。

[ブクログ · ★★★★☆]

ひなこの弟・耕一が駿とひなこの婚約（？）を延久に告白したことから、事態は急展開。最後のＩＨ前なのに、落ち込み練習に身が入らない延久を見かねたコーチは、ひなこにテニス部をやめるよう宣告。ひなこ自身、自分の気持ちが分からない。自分探しをするひなこに、コーチは車いすテニスを勧める。皆が、自分の弱さと向き合おうとし始める２３巻。