【感想・ネタバレ】鼠、闇に跳ぶのレビュー

あらすじ

八幡祭りで賑わう夜。大川に架かる永代橋が落ちた! あまりに大勢の人出で、橋が重みに耐えられずに起きた事故だった。だが犠牲者の中にひとり、肩口に大きな刀傷のある女がいた。殺しか――? いわくありげな女の正体と事件の真相を鼠が追う! 昼の顔は〈甘酒屋の次郎吉〉と呼ばれる遊び人。しかし夜になれば江戸の正義を守る盗賊・鼠小僧。庶民の味方〈鼠〉が活躍する痛快時代小説シリーズ第2弾。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

鼠シリーズ第2弾、七つの短編。昼の顔は甘酒屋の次郎吉と呼ばれる遊び人。小太刀の達人・妹の小袖とともに、江戸の正義を守って武家屋敷を荒らす盗賊稼業の傍ら、救われない人物を手助けするお節介。その対象は武家有り、市井の弱者、、、全てがハッピーエンドにはならないが、爽やかな解決で武家の身勝手な振る舞いがある時代物では、読後感が良いのが好きです。短編それぞれが複雑な人物関係・事件を避け、単純明快なのが読みやすさですが、次郎吉と妹の小袖コンビで各編に繋がりのある長編も読んでみたい。

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2014年10月25日

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