【感想・ネタバレ】おとぎ話に隠された古代史の謎のレビュー

あらすじ

これまでの常識にとらわれず、つねに斬新な古代史解釈を提示してきた著者の関裕二。著者の作品には、単なる古代史の読物ではなく、まるでミステリーを読み解くような面白さがある。それはまさに「関ワールド」といってもよい。その著者が、この作品では、われわれが幼いころに、童話として読み聞かされてきた、民族の記憶としての「おとぎ話」に取材し、それを古代史の真相に行き着く手がかりに位置づけ、新たな「関ワールド」を作り出した意欲作である。浦島太郎とヤマト建国の謎とは? 誰が何の目的で「竹取物語」を創作したのか? 金太郎と酒呑童子との意外な共通点とは? 因幡の白兎に隠された邪馬台国の謎とは? 桃太郎と吉備をめぐる深い謎とは何か? など、どれも有名なおとぎ話から古代史論を展開している。ミステリー感覚で楽しめる、古代史ファン垂涎の書である。『おとぎ話に隠された日本のはじまり』を改題し、加筆修正を施した。

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Posted by ブクログ

こじつけ感は否めないが、話のネタにはなる。物部氏を蘇我氏が滅ぼし、蘇我氏を藤原氏が抹消する。この流れを知れただけでも一読の価値はあった。

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2013年08月18日

Posted by ブクログ

面白かったですよ。今まで鬼に関する本はたくさん読みましたが、古代日本を語りながらあまり鬼にかかわらない本として新鮮でした。
さて、各章が短い気がします。謎をふっといて、興味関心を高めておいて、ハイッって感じで放り出されるような感じなんですよね。そこまで書いたら、もう一つ考証してくれないかな?って思ってしまう。
ウ~ン、その一歩先はどの本に書いてあるのか?
一気に読めるスピード感で星が増え、でも、すっきり感がない分星が減り、ということで星三つ!

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2012年07月17日

Posted by ブクログ

まるで催眠術にでもかかったかのように(笑)
「あぁ~…もしかしたらそうなのかもね?」と思える本ですww

しかし、確かにおとぎ話には現代人が考える以上の秘密が隠れているのかも…
是非この先も謎を究明していって欲しいです!!!

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2009年12月14日

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