【感想・ネタバレ】孤独な黒龍殿下の一途な純愛~耳が良すぎる恩寵令嬢は、断罪の未来を回避したい~のレビュー

あらすじ

侯爵令嬢であるモニカには、人よりも耳がよく聞こえるという恩寵がある。立派な力だが、当の本人は聞きたくないことまで聞こえてしまう日々に悩まされていた。そんなある日、モニカは自分が断罪され、冷たい部屋でひとり息絶えてしまう未来を見せられる。それを見せたのはこの国の初代国王陛下で、この未来はその恩寵を人のために役立てることで回避できるという。リアルすぎる光景に怯えながらも、王家の命で通うことになった修道院で、恩寵に向き合う毎日を過ごしていると、突然モニカの前に大きな黒龍が現れる。怪我で苦しそうなのに、どこか優しい心音が聞こえる。すぐに飛び立ってしまったが、後日思いがけない形で再会することになり――?

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タイトル通り、断罪は未来に起こるかもしれないことであって、過去に巻き戻る系の話ではありません。それにしても、起こるかもしれない未来のノアールはらしくないですね。
恩寵によって耳が良すぎるモニカですが、未来の断罪回避のために頑張って恩寵と向き合うことにしました。
異世界からの使者様もいい子で、主要キャラの中で悪人らしい悪人はいません。だから読みやすかったです。

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2025年08月28日

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