あらすじ
芸は身を助く新時代の勉強法! 自分の市場価値を高めるために資格を取り英語を学び、セミナーに通っても、出世に見合う給料が期待できない今は、努力と時間がムダになるだけ! 元マイクロソフト社長が、芸は身を助く新時代の到来と、テレビやインターネットを駆使した勉強法を大胆提言。努力ゼロで効果10倍。学ぶってこんなに楽しいことだった!
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Posted by ブクログ
勉強法の本かと思って手に取ってみたが、中身は「これまで言われてきた勉強法は意味がない(一部の人には意味があるかも)」という内容だった。
これからは努力しないで好きなことを楽しみながらやることが大事。自分の好きなことをやり、アウトプットしていくことが勉強だと説いている。
Posted by ブクログ
「努力が必要な勉強などする必要はない。自分の好きなこと、得意なことをやっていれば、努力の必要はない。」という内容。出てくるテレビ番組などは少し古いが、参考にはなった。
(以下、備忘録)
・今の時代はネットでググればいいのだ。
・(「超勉強法」野口悠紀雄著)で今の時代で参考になるのは、やはり英語の勉強法ぐらいである。受験勉強の参考にするにしても、残念ながら時代遅れの感は否めない。今の時代なら、『ドラゴン桜』でも読んで、東大受験対策を練った方が数倍合格する率は高まるだろう。『東大合格性のノートはかならずしも美しい』(太田あや著 文藝春秋)も参考になるはずだ。これも受験向きの内容である。テキストのすべてを無駄なく理解して記憶できる。
・本を読むとき、気になった個所に付箋を貼るのは基本である。私は本に線を引いて本を汚すのが嫌なので、完全に付箋派だ。私が使っているのは、フィルム製の薄くて細い(二、三ミリぐらい)付箋である。これは一〇〇円ショップで売っている。一つの台紙に色違いの付箋が八つぐらいに束になってついているのでお得である。
・私は書評を書く関係で、一冊につき五十枚ぐらい付箋を貼ることもある。
・私はテレビを放送中に観ることはほとんどない。番組をハードディスクに録画しておき時間の空いたときに1.3倍でも、話の内容はだいたい聞き取れて理解できる。字幕ものでも、目で追える速さだ。
・私の場合、読んだ本の内容を覚えるのは、人に話した時である。だから、会話の端々に最近読んだ本についての話を入れる。人にうまく内容を伝えられないと、その本の内容をまだ消化しきれていないことになる。本を読みながら、「この情報、今度どこかで話してみよう」などとアウトプットを考えておくと、結構頭にしっかり入るものだ。
Posted by ブクログ
嫌いな勉強はせず、自分の好きな分野を伸ばすことこそが将来の武器になるというのが本書の主張。
そのため、第三章の他の勉強本についての感想が一番面白かった。
しかしIT系の資格が必要なのは大企業ではなく、大企業の下請けをしている企業というのには驚いた。
また、本の読み方についても参考になった。
本の内容をすべて覚えられるはずがないため、興味のあるところのみ飛ばし読み。今自分に必要な情報しか仕入れないなどはわかっていても、ついつい全部の本の内容を読んでしまおうとする自分にとっては改めなければならない。
Posted by ブクログ
■読んだきっかけ
成毛さんの本は好きであるため
■概要と感想
目標を立て、それに向かってコツコツ勉強するのではなく、好きなことを見つけ、それを学ぶことがこれからは大切という内容。
もちろん、このような勉強も必要だが、会社という組織で働き、かつ、独立を考えていない自分の場合は、必要とされることを効率的に勉強し、アウトプットする能力も大切であるというのが自分の考えであるため、ちょっと自分とは合っていないと感じた。
ただし、参考になる点はいくつもあったので、それを取入れたい。
あと、勉強本ブックガイドでは、色々な本をバッサリ斬っていたので、笑ってしまった。
とくにMCSEなどMicroSoft認定資格に対しては辛辣だったな。
■参考になった点
1.「著者の主張のバックボーンをつかめ」(p144より引用)
著者が書いた内容だけでなく、書かれている内容の
背景もつかむことで、より深い理解が出来る。
そのために、読書をしながら、分からない単語を
Googleで調べたり、その著者のSNSでの発信内容を
調べるなど、ネットを活用した読書を勧めていた。
分からない単語は調べながら読み進めるというのは、
仕事では当り前のようにやっていることなので、
読書でも積極的に応用しようと思えた。
2.「集めた情報のうち、何を伝えるか。どう伝えるか。その段階で思考することで、自分なりの考えが肉付けされていく」(p209より引用)
情報を自分のものにするためには、インプットする
だけでなく、アウトプットすることが大切。
そのためには、インプットの段階で、アウトプットの
ことを考えておく。
読書と書評をセットにすることは、
理にかなっている。
SNSでの発信も良いし、周囲に話すことができれば、
それも良いだろう。