あらすじ
騎士団長シュローカと政略結婚したが、冷淡な彼に放置された元公女アシュネ。思い切って離縁し、新生活を始めたら……紹介された仕事の上司は元夫!?しかも嫌われているはずなのに、なにかと構ってきて。「初めて会った日からずっと好きだった」幾度も唇を貪られ、蜜口を丹念に愛撫される。隠していた想いを打ち明け合えば、愛が深まって。こじらせ夫と離縁から始まる幸せ婚!
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たのしく切ないよいお話
たまたま見つけて買ってみましたら大当たりでした。
とってもよいお話で、すっごく切ないところももどかしいところもありまくり、時々シュローカ目線が入るので「ぬおおおお」という気持ちにもなりましたが、とにかく好みでした。
ラージャの執念がおそろしゅうございました。
急に変わってしまったようにも思えるけど、色々あってのあの展開ですもんね。
なんとも言えない展開でしたが、シュローカのブレなさが素敵でした。
この先の2人がどうなっていくのか楽しみでもあり、読めないのが寂しくもあります。
とっても楽しい気持ちで読み終われました。
前半のヒロインが不憫でなりません。
ヒーローパートがあるのでヒーローの気持ちがわかるのですが、拗らせすぎですよね。
あんな態度をとっていたのにまだ好きでいてもらえるなんて奇跡としかいいようがないかな。
匿名
ヒロインが大好きなのにわけあって恋心を隠してるヒーロー、私も大好きですけど、このヒーロー拗らせすぎじゃないですか!?
好きすぎて顔も見れないとか、ヘタレすぎてヒロインがかわいそうになってくるレベル。
でも好きだから、ヒロインと一緒に許してしまうんですけど。
読み始めたときはヒロインが大人しく儚い系のイメージだったのですが、読み進むにつれどんどんキャラ変していき予想外でした。
生い立ちゆえに抑え込まれてただけで、やっと本来の自分を出せたってことなのですが。
それにしてもヒーローの拗らせぶりが酷すぎる。
あそこまでいくと自己陶酔って感じがして、ヒーロー目線がなければ読むの挫折してたかも。