【感想・ネタバレ】おいしそうな文学。のレビュー

あらすじ

物語は別腹。

29名の豪華執筆陣が綴る、古今東西の文学作品に登場する一品と、忘れられない読書体験。
読書欲と食欲をそそられる三ツ星<食×文学>エッセイ・アンソロジー。


物語の美食家たちを虜にした全29品。
その味は、読んでみてお楽しみ。まずは一口召し上がれ。

江國香織、枝元なほみ、粥川すず、木村衣有子、くどうれいん、斉藤倫、最果タヒ、向坂くじら、関口涼子、武塙麻衣子、田中知之、崔実、中条省平、土井善晴、奈倉有里、野村由芽、花田菜々子、原武史、原田ひ香、平松洋子、藤野可織、穂村弘、堀江敏幸、益田ミリ、町田康、三浦裕子、宮内悠介、宮崎純一、山崎佳代子
(執筆者一覧・50音順、敬称略)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

言葉で味わう。

文学に登場する食べ物や飲み物を語るアンソロジー。武田百合子が何回か出てくるし、江國香織も複数回出てくる。ポイントだと思うのがタイトル『おいしそうな文学。』とあるだけあって、美味しいものとは限らないこと。文字でどれだけ味覚を語れるかが、様々な表現者の視点で書かれている。文学に現れる食べ物・飲み物は食べたことがないものも多く、想像するしかないものがたくさんある。それらへの憧れに共感して、一気に読んでしまった。

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2025年09月26日

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