【感想・ネタバレ】知性と気配りを身につける銀座の教えのレビュー

1,232円 (税込)
616円 (税込) 12月18日まで

3pt

あらすじ

客が一流、モノが一流、働く人が一流、そんな銀座の街では、どれだけ非常識な若者も知性と気配りを身につける秘密があります。
37歳、銀座歴20年―――彼女の元では、どんなスタッフも、有名企業の重役クラスのお客様と小粋な会話ができるようになる。気のきかなかった男性スタッフも、きめ細やかな仕事ができるようになる。
一体、何を伝えているのか? それは、誰よりも非常識な若者だった著者者自身が銀座で教わってきたことです。気配り、段取り、常識、マナー、モラル、どんな会社でも通用するスキルや人間性を鍛える方法を紹介。感動的な人間ドラマと共にお届けします。
なお、「銀座」にちなんで、銀座の人だけが知っている「接待に使いたいお店」「雰囲気があるのに安いお店」など、銀座ガイドも収録です!

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Posted by ブクログ

本のサブタイトルにある「知性と気配り」について関心を持ち、拝読しました。
具体的な事例をもとにポイントを語ってくれて非常に読みやすく、著者が伝えたいことが非常に分かりやすいと思います。
ビジネス書や自己啓発書と一線を画した、一歩引いた感じで、これが非常に心に響きました。
「知性と気配り」は、人にとって最高のスキルだと思います。
出過ぎず、心配りで世の中の人と接していく著者に憧れてしまいます。
銀座で働く人の価値、また人が身に着けておくべき道徳観、倫理観を学ばせて頂きました。
非常に勉強になる一冊だと思います。

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2023年01月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 書いてある内容はそう特別なものでなく、短い時間で読み切れるのだけれども心に染みない本ではない。

 なぜかいつまでも心に残り続けるそんな文体で綴られており読後感がよい。

 人が育つのは周囲がいかにその人に目をかけるかであり自らが成りあがったと思わない方がよい。何事も上に立つものが下をみ下にいるものは上を尊敬するその関係が保てればうまくいくのか?良い人たちに恵まれた著者がうらやましい。



信頼とは、何もせずに得られるものではない
縁とは、必ずつながるもの
目の前のお客様を大切にすることが未来につながる
「空気を読め」では空気は読めない
「仕事人」として言っていいこと・悪いことの線引きを
電話一本にも繊細な気配りを

相手に感謝して、さらにその感謝がきちんと伝わるお礼を
職務に、人に、自分に誠実であれ
いい人間関係は相手の名前を呼ぶことから始まる
会話とは相手に合わせるもの
つま先から頭の先まで聞く姿勢を

挨拶ひとつで人間性を判断されることもある
想像力を磨くと言葉も磨かれる
基本知識は座学で、応用は実践の中で
「時間」「言葉」「トーン」電話での気配りのポイント
逆算する力をつける
都合の悪いことこそ早めに報告する勇気を

何はなくとも自分が楽しむこと
信頼は好き嫌いを超えたところにある
舞台裏はこちらの都合
笑うのが難しいときこそ、笑顔をつくる
限界をつくっているのは、大抵、自分自身
人は師のマネをする

成長できるお金の使い方を
形や値段よりも大切なものがある
サービス精神と遊び心は人を動かす
疎遠の人にメールを送ってみる
後悔する貸し借りは絶対しない

物事のスタートは興味から
手帳を振り返ることは自分を振り返ること
仕事と真剣に向き合う
自分の身体と周囲への配慮とのバランスを
「一生付き合っていきたい」人になる

得られるもの>関係を続けるための努力
誘いは簡単には断らない
人に情熱を傾ける
横柄な態度で痛い目を見るのは自分
感情に任せず、穏やかに伝える努力を
自分だけでなく、みんなで楽しく飲む

自分に置き換えて考えてもらう
食事は気配りを学ぶ最高の機会
一つひとつの別れを大切にする
距離が測れないのは、練習が足りてないから
こまめに「考えさせる」ための声かけを
名刺をただの紙切れにしない

逃げない、あきらめない、そして続ける
数時間後を想定しておく
先を見据え、足元を固める
実力とは、語らずともその所作にあらわれるもの
日々是精進

まずは、できていることを認める
優しさとは甘やかすことではない
スタッフの成長を自分の喜びに変える
一朝一夕で心は育たない
できないのなら、引っ張り上げる
恩返しはできなくても、恩送りはできる

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2014年01月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

チェック項目5箇所。自分自身が教えられたのと同じように、話をして、手本を見せるようにして、少しずつ理解していってもらう、それが、私が習ってきた銀座の教えです、本書には、私がそうして銀座で学んできたこと、そして、経営者や上司として私がいつもお店のスタッフに伝えていることを書きました。人から信頼を得るには自分から何かを提供することです、たとえばお客様に対してなら、誰よりもお客様に興味を持つ、きちんと話を聞く、お店のスタッフに対してなら、ささいなことでも「ありがとう」と言う、不満は言わない、話したいことがあるなら陰口ではなく、正々堂々と話し合いの場を持つ。人から慕われているお客様は、ご年配になっても、「あのときはお世話になりました」とお礼を言うことを欠かしません。「仲よくなった」と思っても、それは同世代と同じように接していいということではありません、「親しみやすさ」と「馴れ馴れしさ」は、やっぱり違うのです。「エレベーターの操作盤の前にいる人に、『何階ですか?』って訊かれたら、優しくされた気がしない?」と、「心」の部分を先に教えてもらっていたのです、そうすることで意識が変わりますし、もしうっかり忘れてしまっていたときは、「やっちゃった」ではなく、本当に恥ずかしくなるし、深く反省することができました。

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2013年10月11日

Posted by ブクログ

筆者の人柄の良さ・温かさが伝わる文章でした。同じ商売をする人間として、私ももっと頑張ろうと励まされました。

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2013年09月17日

Posted by ブクログ

銀座のクラブには敷居が高く(たぶん値段も)、まだ行ったことがないが、これを読んで「銀座が銀座たる所以」を感じた。

細かな気配りは決して目に見えるものではないけれど、それができる・できないは人の気持ちに大きく影響をする。
そして、そうした「気遣い」のスペシャリストofスペシャリストが、日本一の高級街銀座のママなのだろうなと。

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2013年06月12日

Posted by ブクログ

①人から信頼を得るには自分から何かを提供することです。そして、提供し続けることだと思っています。

☆その時に、自分ができることを考える。

②初めての場所なら30分前、知っている場所なら10分前に行くように。

☆したいんだけど、これが子どもがいるとなかなかね・・。
大きくなってきたから、ちょっとでも意識していこう。

③これまで見てきた人で、優秀だなあと思う人に共通しているのは、「仕事とプライベートを分けない」ということです。

☆最近ようやくこれができるようになってきた。続けよう。

④結局のところ、仕事に対する意欲というのは、物事への興味から始まるものです。

☆相手に興味がもてるか。相手が自分の好きな人だと思って接する。

⑤気分が落ち込んでいるときに一番効くのは睡眠だということです。

☆とにかく寝ること。惰眠をむさぼる( ´艸`)
分かるわー

⑥誰にでも公平に丁寧に接するというのは、常に心がけないといけないことの一つです。

☆うんうん。

⑦気が利く人は、日常生活においても、物の向きや位置を意識しています。

☆気が利く人になりたい。でも疲れる。
物の場所、特にグラスの持ち方とか、注意したい。

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2019年11月03日

Posted by ブクログ

心配りの基本が、とても読みやすく書かれてあります。
新人教育、また、若い人の学びの書としても利用できる内容だと思います。
お薦めのレストラン等も記載されたあり、是非一度おとずれてみたい。。。そう思いました。

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2012年11月18日

Posted by ブクログ

自称生意気で礼儀を知らなかった筆者が、銀座での仕事、接客などを通じて、礼儀の大切さを学び、過去の経験などを取り上げながら、自身の考え方について述べている本。
注意をしたいときは、相手に何が悪かったかを考えさせること、空気を読むことは大切だが、ただ「空気を読め。」と言ってもわからないので、はっきりと教えることの重要性などについて語られており、筆者の経験してきた職場がある種特別な世界であったとしても、内容的には非常にわかりやすく、他の仕事や日常生活などにおいても生かせる部分が多いと思われる、良書。

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2012年09月11日

Posted by ブクログ

よっぽどの人と、よっぽどのコトがない限りお邪魔することのない銀座。そんな銀座を支える人々の思想に触れたくて。
なんか、信長が次々と従者を呼びつける話(最後に呼ばれた蘭丸だけが糸屑を拾ってサラリと片付けた点を取上げ、個の気づきが組織の強さのエンジンであると説教垂れたアレ。)って真実なんだなって感じました。

銀座という場がもつブランド性、そしてそれを維持する狭い社会性の中で、お店が存続し続けるためには「仕組み」があることを理解しなければなりません。
お客様に愛されるココロの仕組みはもちろん、どのようにフロアが運営されているかという仕組み、お店というチームに所属する個々の成長がなされる仕組み、他店との距離感に存在する仕組み。こうした仕組みの存在に気づき、感謝し、人に伝えられなければさみしい結果が待っている、という意味では物凄くタフな世界だと思います。

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2012年07月28日

Posted by ブクログ

たまにこういうの読むと、ちゃんとしようと思うけど、なぜか何をして良いか具体的によくわからなかったりする。。

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2018年11月24日

Posted by ブクログ

銀座の夜の世界で成功した方の金言。決して難しいことはひとつも書いていない。でも、それをちゃんと実践し実行することほど難しいことはない!

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2018年04月04日

Posted by ブクログ

都合の悪いことこそ早めに報告する勇気を
笑うのが難しいときこそ、笑顔をつくる 笑顔でいるからここ、何となく気持ちも明るくなってくる

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2013年10月30日

Posted by ブクログ

2013.8.25
小料理屋 きく 京料理 真理福
銀座 田舎家 ほろばしゃ
すしや⚪久 銀座 羅豚 本店
割烹 ほんま 銀座 すえむね
綾 AYA RESTAURANT DAZZLE
ひとくち茶漬け 八十八楽 銀座本店
GINZA MARQUISE ピエス・モンテ
銀座近江屋洋菓子店 空也
BAR KAGE THE HAMILTON
BAR ODIN 銀座店 銀座 Miyagawa

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2013年08月25日

Posted by ブクログ

 人の究極的な欲望は人の心身を掴むことなんだと思いました。
金銭によってかりそめの関心をもらうのでしょう。
 お客様に夢を与えるのがホステスの仕事らしく、かりそめの夢だと知りながらそれに騙され楽しめるような、そんな粋な男になりたいと思いました。

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2012年11月25日

Posted by ブクログ

具体的なエピソードとともに、心得、振る舞い、気持ちの持ち方についてまとめられており、共感するところが多かったです。銀座付近の方なら、お店紹介も多く掲載されているので、ちょっとしたおもてなしや、接待の際にも活用できそう。男女問わない内容です。

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2012年11月07日

Posted by ブクログ

「銀座の教え」自体は、それを実践してきた人の言葉なので重みはあるが、よく言われていること。でも、若い人には、(銀座の人に限らず)参考にはなると思う。が、銀座の世界に偏りがちなのも確か。
それよりも、この本のコラムで紹介されている店がおいしそうで食べたくなるように書いてあり、特に、そこの店長や従業員のひととなりも書いてあり、(そこが銀座の人だが)、興味深く行ってみたい。

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2012年09月11日

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