あらすじ
内容の薄い、長~い話を我慢しながら聞いた経験は誰にでもあるだろう。それは日本人が「簡潔にまとめて話す」というトレーニングを行っていないからだ。本書は一分で過不足なく、しかも相手の心に残るように伝える方法を伝授する。聞き手との間に川が流れているとイメージする「川のフォーマット」方式は、すべてのコミュニケーションの基本になる。さらに、以下のような場面で使える技術を伝授する。【プレゼン】一文であらわすコンセプト、そしてデメリットの明示を忘れるな【謝る】間違いの分岐点のみを抽出して説明せよ【教える】覚えやすい、一語のフレーズを用意せよ【質問する】相手の話の途中に質問をメモせよ【相談する】相手と90度になるように座れ【指示する】レシピのような「段取りシート」をつくれ【初対面】テレビを話題にすると無難【叱る】二時間叱っても無意味。「注意メモ」をつくれ
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Posted by ブクログ
普段から1分という時間を大事にする意識を持つこと。
ビジネスも効率を求めるのであれば、常にストップウォッチを携帯し、時間あたりのアウトプットを測っておくべきである。
話が長いことは最早環境問題である!
とりあえず、ストップウォッチを買って時間感覚を研ぎ澄ませば、頭のいい人が明確にわかる。
会議での発言は相手の時間を奪っているという意識をもつ。短い時間で相手に伝える練習をしておくべき。
カギカッコで小見出し的なキャッチフレーズで発言をすることで、話が面白くなる。
Posted by ブクログ
応用できるメモ
◇発言の中に、小見出しになるようなキャッチフレーズを必ず入れるようにする
・その一分の提案に時間と労力をかけることは、他人の時間を節約することになる。
・最大のメリットと、最大のデメリットを提示する。
・そのデメリットはこうすれば消える。と展開するとメリハリがきく。
□コミュニケーションをまねる
・自分の話をジャンル分けする。(早く話すか、ゆっくりか)
・話す力をつけるためには、真似る。
・対話形式で話して話が立体化する。(質問を想定する。又は読みながら質問を考える)
・CM[なんでダイワハウスなんだ?」
がつがつせず、意味不明でもなく、「おや?)と思わせる。
・時は金なりの世の中でCMは最適な素材になりえる。
□1分で質問する
・人の話を聞いているときにメモを取り、質問を書き出す。
・質問を順位付けして絞り込む。5つあれば、上位2つは愚問にならないはず。
・1つの質問は10秒以内。自己紹介、気の利いた話の内容の要約は極力簡潔に。
・実際に質問する前に、質問の数を相手に伝える。
Posted by ブクログ
情報が溢れている現代では、人を評価し、切り捨てるのも早い。
自分をアピールできるのは1分程度、だから大切なことを1分でまとめる練習をしようを述べています。
ストップウォッチを使い、1分感覚を身に着けるというのは是非実践したい。
時間意識を高めることは、話すことだけでなく、日常生活のあらゆる場面で有用。
今までは短くて、せいぜい10分単位くらいでしか意識してこなったので、自分の時間意識の甘さも感じました。
また、川のフォーマットもシンプルでわかりやすい。
このフォーマット活用しながら、練習したいと思います。
Posted by ブクログ
質問の項目に関しては割とできていると思えた。
しかし「1分で短く話す」ということはやはり全くできていないと思った。
そもそもこの本が目にとまったきっかけが「面接で長々と喋ってしまう」ということからだったが、「物語を話すことと、要約することは違う」の文章には納得させられた。
僕はどちらかと言えば物語を喋っていた。
だから長くなった。
ただ、やはり短くするにも限界がある。
桃太郎であればあの量にまで減らせるが、僕自身のことを話すのにあそこまで削ることはできない。
では、どうするか。
と考えて出した結論は「先に物語の全体像を話してしまう」
こうすれば、多少長くても「今どのあたりを喋っているか」ということが聞き手に分かり、少しましになるのでは。と考えた
さっそく今日、全体像を目次形式で喋ってから、内容に突入する、ということを実践してみたいと思う