あらすじ
児童養護施設の新米職員・咲倉あさひは、グループホーム「すみれの家」のスタッフとして着任することに。
そこには、年齢や性格、境遇が様々な5人の少女が、“本当の家族”のように住んでいた。
明るく礼儀正しい彼女たちの姿に胸を撫で下ろしたあさひだったが、時折垣間見える心の傷は、想像以上に深くて濃いものだった……。
――私たちは家族ではないけれど。
よかった。子どもたちの瞬く間の成長を見守ることができて――…
虐待・ネグレクト・親の精神疾患など、さまざまな過去を抱えグループホームで暮らす少女たちと、“家族ではない”職員の絆の物語、――完結。
感情タグBEST3
最終巻だなんて寂しすぎます!!
単話版を読んで来なかった私にとっては、たった2巻で終わりだなんて想像もしていませんでした。
もっと後々何巻でも続いてほしかったです(泣)
一度心を閉ざしてしまった子どもたちの心の開き方の難しさ、いい感じになってきたかな?と思っていると、また不安定になったりといった問題が山積みで、とにかく難問だらけの内容でしたが、ふとしたことがきっかけで少し(心に傷を持つ子どもたちにとっては大きく)前進することもあるんだ、と思えるシーンもあり、始めから終わりまで泣いたり笑ったりの繰り返しでした。
ちょくちょく勃発する柚乃と葵のゴタゴタも結構好きだったりします♪(笑)
そして、いつか「家族ではない私たち」のセカンドシーズンが始まることを心よりお待ちしております!!!
すみれの家のみんなが大好きです♡♡♡