あらすじ
仕事は単純化すればするほどはかどる──「メイヤーの法則」
利害関係がない第三者の情報に信憑性あり──「ウィンザー効果」
他人から褒められた方が心に響く──「アロンソンの不貞の法則」
人はピークと最後の印象で判断する──「ピーク・エンドの法則」
禁止されるほどやってみたくなる──「カリギュラ効果」……
世の中に溢れる「〇〇の法則(効果)」には必ず真理が潜んでいる。
出世、組織マネジメント、人間関係、教育、セカンドキャリアなど、
人生の局面ごとに使える、役立つ77の「すごい法則」。
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Posted by ブクログ
エメットの法則=仕事は先延ばしするほど、時間とエネルギーが必要となる。初動が大事。案ずるより産むが易し。面倒なことほど、手を付ける。
パーキンソンの法則=仕事の量は与えられる時間まで膨張する。期限を自分で早めに設定する。
カニンガムの法則=マクドナルド理論。なにかたたき台を出せば意見がでてくる。
カルマの法則=良い行いは自分に戻ってくる。好意の返報性。
ブルックスの法則=遅れている仕事に人を増やしても改善しない。
ショック・ドクトリン=ショックがある間は思考停止していて、極端な法案が通りやすい。
ストーリー・テリング=スペックよりストーリー。
メラビアンの法則=非言語情報のほうが雄弁に語る。見た目、笑顔に気をつけて、相槌を打つ。
7対3の法則=会話は、相手が7割になるように。
ジラードの法則=人は250人とつながりがある。何を知っているかより、誰を知っているか。
ウィンザー効果=利害関係のない第三者の情報が信憑性があう。
好意の返報性。
アロンソンの不貞の法則=他人から褒められたほうが心に響く。
ハロー効果=目立つ特徴にそのほかの評価も引きづられる。
ポッターの法則=人が騒ぎ立てるものほど評価が高い。
0.99と1.01の違い=少しでも前進すれば、1年後には効果が見えてくる。
リトルウッドの法則=人は35日に一度軌跡を体験する。
「成功への道は常にもう一回だけ試してみること」エジソン
現状維持は後退。
開放性の法則=仲良くなりたいなら自分をさらけ出す。
確証バイアス=思い込みに引きづられる。SWOT分析(内部と外部、強みと弱み、で分析する)。
カラーパス効果=見たいものだけを見がち。
Posted by ブクログ
TBSラジオ、大島由香里のブラモ二の水曜あたりのコメンテイターの著者。本書の紹介があり知る。
ちょうど、『クイズ作家のすごい思考法』を読んでるときで、『クイズ作家の~』ほうでも、雑学としてxxx法則、xxx理論、といった類がいくつも解説されていたので、それらを体系的に網羅した本書も、読んでおこうと手に取った。
77の法則を、一応、読みやすいように第1章から6章まで、職場で、管理職として、人間関係、自分を高めるため etc. etc., 分類はしているが、どれもこれも結局はビジネスに役立つ、というトーンでまとめられるのは、『クイズ作家の~』同様、新書の読者層を大いに意識しての筆致だろう。
本書が親切なところは、法則、理論の解説(意味と提唱者の紹介)に終わらず、著者の実体験を都度都度の法則ごとに披歴して、机上の空論ではないと思わせる点か。
個々の理論の詳細を覚える必要もない。その名称ですら。なぜなら、そうした法則は、古今東西、ことわざや箴言で言い表されていたことでもあるからだ。
グレシャムの法則は、朱に交われば赤くなるだし(本書には悪貨は良貨を駆逐する、とも紹介されている)、チズホルムの第一法則は、奢る平家は久しからずだ。
ハロー効果は、木を見て森を見ずとして戒められている。
そして本書も、結局は、ビジネスでいかに組織を活性化させるか、対人関係をうまく構築するか、コミュニケーションをうまく取るか、という目的に多くの法則は収斂されていく。
この類の書籍を読むと、現代人、どんだけコミュニケーションが下手クソになっとんねん、という感が、ヒシヒシと伝わり、逆に恐ろしくなる。