あらすじ
【信長対信行、哀しき運命の対峙。】
遂に敵味方に別れてしまった信長と信行。反乱軍の首魁となった信行の真意とは!? そして、かさねは二人の哀しき争いに何を想うのか…!?
(C)2012 Shingo Nanami
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Posted by ブクログ
歴史は変わらない……を地で行くような漫画ですね。
それでも、歴史は変わらないこそ面白い……というのもあるので、読み続けています。
信長さんと信行さんの戦いがいよいよ幕を開けそうになって。
それを何とか止めたいかさねは、信長軍の一員としていてはそれすらもできない、と思って信長にクビを申し出る。
何があってもこの戦を止めることはできない、と信長には言い切られるけれども、それでも何もしないよりは何かしたい! とまっすぐなかさねは城を後にする。
そこに現れたのは、竹中半兵衛。
戦術に優れた彼の助言に従って、信長軍と信行軍の間に砦を建設する。
ところが、実は信行軍の背後には今川軍がついていて、これはもうただの戦ではなくなってしまっていた。
遂に姿を現した今川軍を前に戦況は一変してしまう。
すっかり性格まで変わってしまったように見える信行を前に、かさねの動きは……
という話でした。
なんというか、切ない話や……
これが戦國の世だとはいえ、とてもつらいです。
すっかり人が変わってしまったような信行もとってもつらい。それが作戦だとはいえ、壊れてしまった信行がつらい。
おまけに、変わることない歴史にかぶりついているかさねがつらい……。
どんな歴史小説や漫画や映画を読んだり見たりしてもそうだけど、変わらないものほどつらいことはないんだよね!
多分きっと、かさねがどうあがいても変わることはなくて、後は作者がこの状況をどう捉えるかだけだから。
かさねには立ち上がっていてほしいな。
にしても、これってどこで終わるんでしょうね?
どの時点でかさねが現代に戻ることができるのか、がまったくわからないんですけど、何年もいちゃうとかさねの見た目が変わってしまう……と思うんだけどさすがに。
もう歴史上、誰もが幸せに、なんて無理だから、自分たちが納得いく形でこの戦が終結すればいいのにな……と思います。
まだ物語りは途中だから、あえて評価は書かずにおいておきます。
連載の評価は、物語が終わったときに決まる、と思っているから。
Posted by ブクログ
いつかはこうなると思ってましたが、切ないです(T_T) 信行結構好きだったのになぁ。
でも、彼の態度の裏にはまだ何かある……と思ってしまいます。
Posted by ブクログ
信行が(見かけ上は)絵に描いたように見事な闇落ちしとる。ひどい落差だ(´・ω・`)
しかし、そうじゃないとストーリー紡げないものなぁ。。。オリジナル要素がどんどん増幅していって考証としてはアレだけど、大雑把な流れはともかく、先が読めないという点では非常に面白くなってきました。
そしてオリジナル解釈と言えば、これまた相変わらず義元公が空気以下の存在感な今川家は見事な御御脚を曝け出すエロ寿桂尼様hshs状態です。寿桂尼様×井伊直虎タンが牛耳る駿河はもう完全に女性の国w
そんな駿河の女王様の下僕、朝比奈(泰朝?)×草薙かさねの一騎打ちという珍勝負の結末やいかに!?(ご想像どおりです、はい)