【感想・ネタバレ】日露戦争物語 愛蔵版 22のレビュー

あらすじ

漫画界の鬼才・江川達也が動乱期の明治時代「日本」を描く。「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作、ついに完結。

鴨緑江渡河作戦を成功させた第一軍は奉天で再度清国軍と相対す。そこには、真之の兄・秋山好古の姿があった。一方、第二軍は難攻不落の要塞・旅順攻略を目指す。だが、案の定、苦戦を強いられ、全滅の危機に陥った。果たしてこの勝負の行方は…!?
22巻にも及んだ「日露戦争物語」、ここで「完」。

第二百三十一號「井上 馨(いのうえかおる)」
第二百三十二號「奉天(ほうてん)を衝(つ)く。」
第二百三十三號「山潤堡(さんじゅんほ)」
第二百三十四號「旅順(りょじゅん)棄(う)つべきか?」
第二百三十五號「秋山好古(あきやまよしふる)の誤算」
第二百三十六號「原因は歩兵か騎兵か。」
第二百三十七號「講和への思惑」
第二百三十八號「独断専攻」 第二百三十九號「旅順侵攻」
第二百四十號「旅順陥落」 第二百四十一號「講和と三国干渉」【最終話】

初出:「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)2006年27号、28号、31号~40号

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前半と後半の差に翻弄されたの巻

「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の世界観をマンガで表現した意欲作…ということで、秋山真之の幼少期の話は面白かったが、結論から言うと日露戦争の話に言及はあれどほぼ日清戦争の話で終わる。日清戦争についても、漫画というより地図上で日本軍がどのように進軍し戦ったかという説明文と、思想的な話に始終し秋山はほとんど出てこなくなる。完結した作品という事で、どのような形で完結したのか知りたく全巻読んだが、出来ればお試し読みしてから買うか判断してほしい。セールになってたので全巻買ったが、最後の10巻は苦行に近かった。前半が良かっただけに悔やまれる。星の評価は全巻を通じての評価とさせていただきました。

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2025年03月23日

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