【感想・ネタバレ】RPGのつくりかた ――橋野桂と『メタファー:リファンタジオ』のレビュー

あらすじ

JRPGを牽引する、アトラスのゲームクリエイター橋野桂。最新作であり集大成となる『メタファー』開発の軌跡が、この1冊に。キャラクター、シナリオ、バトル、日常、UI担当者の証言や、貴重資料を多数収録。ものづくりに関わるすべてのひとに贈る、傑作ノンフィクション。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

アトラスが手掛けた名作ファンタジー『メタファー』の制作秘話。いわゆるインタビュー集に近いかな。

『ペルソナ』シリーズ自体が割とRPGとして完成されているので、『メタファー』を作り上げるうえで何を捨てて何を引き継ぐのかって部分が面白かったかな。
特にプレイしていて違和感はなかったんだけど、確かに今までの学園ジュブナイルから純ファンタジーに移行する上で世界観ってのは構成しなくちゃならない。貨幣とか言語とか建物とかね。
現実とは違ってファンタジーとはその背景すら曖昧だからこそ一つの世界観を不整合なく作り上げることが難しい。ここらへんは言われるまで気付かなかったなぁ。今までプレイしてきた作品がいかに作り込まれていたか、というか…。

あと『メタファー』をプレイしたあとに「旅」という感想は僕の中で出てこなかったけど、言われると確かに。今作のテーマは「旅」なのか。

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2025年05月11日

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