あらすじ
芸人の弟が死んだ。まだ1歳にもならない娘と、妻・今日子を残して。兄・昇司は二人を支えるために一つ屋根の下で共同生活を試みる。しかし彼には「躁」と「鬱」という、二つの極端に異なる側面があり……。ご飯を食べ、働いて、寝て、起きる。当たり前の生活もままならない中で、彼らは生きる希望に手を伸ばす。双極性障害当事者の著者が贈る、ステップファミリー・ストーリー。
...続きを読む感情タグBEST3
心を鷲掴みにされた
著者も苦しんでいるそうですが、この状態(病)になると本人も家族も周囲も、本当に本当につらいのです。だって見た目には絶対にわからないから。
見た目にわかる、病気や怪我には人は優しい。でも見た目ばかりではないものもあるって事は、そんな実際にある事が以外に人はわからない。
そんな中でも本人達は生きていかないといけません。どんな病気や怪我による苦しみや周囲の偏見よりも、わかってもらえない苦しみ以上に辛い事はないって事なんです。
わかってもらえれば、どこかで必ず救いの手は現れます。だって人は本質的には人に優しくありたいから。
しかし、分からなければ、分かる人がいなければ、いつまで経っても、どこまで行っても孤独な苦しみが続くのです。優しい人が現れないから。だってわからないんだもの。
この作品がより多くの人に読まれる事を切に願います。
負の感情
この作者さんの本は人の心の闇を描いてあるものが多く、読んでいる自分も暗闇の渦に巻き込まれ読んだ後負の感情になる。タイトルが楽園をめざしてなので後に救いはあるのかもしれないけど。