あらすじ
『地面師たち』著者による最“恐”スリラー!
いじめをきっかけに不登校となっていた中学生の進は、親の勧めで夏の2ヶ月を沖縄の離島で過ごすことになった。美しい海の前に建つ豪奢な家で、つかの間心を癒す進だったが、日々課される「修練」の過酷さは徐々にエスカレートしていく。
夜中に聞こえる不可解な悲鳴、儀式に使われたかのような部屋、消えた少女、豚小屋で異臭を放つ肉片。進は命がけの脱走を図るが……。狂気をおびた大人の欲望が、進の運命を歪めていく。底無しの闇に、あなたは耐えられるか。
作家の橘玲氏も大絶賛!積水ハウスの事件をモデルにした『地面師たち』で業界内外を震撼させた著者が、意を決して挑んだ新たなサスペンス・スリラー!!
※この作品は過去に単行本として配信されていた『夏が破れる』 の文庫版となります。
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Posted by ブクログ
爆速で読み終わった!!!絶望に絶望を楽しみたい方、おすすめ、、!!みなさん評価低めだったけど、わたしはかなり好きな小説。我孫子武丸さんの、殺戮にいたる病と同じぐらいわたしは読んでて楽しかった!!!
Posted by ブクログ
【ちゃんと不快。そして深い。】
主人公の少年が、夏休みに体験した不気味かつ恐ろしい体験を描いたサスペンス。
息を飲むような美しい海と、太陽の輝く夏の離島を舞台に繰り広げられる恐ろしい出来事の数々。このアンバランスさが更に恐怖を煽る1作だと思いまた。
少年が受ける恐怖体験も、単にグロテスク、残酷というものではなく、ちゃんと読者に不快感を与えるような内容で、思わず心臓がぎゅっとなります。
本を読んでいて、ここまで焦燥感に駆られ、また不快に感じたのは久々です。
また、ラストには、背負うには重すぎる事実が、あなたと主人公の背中にのしかかります。
恐怖と不安感に駆られるひと夏を、少年と一緒にすごしてみませんか?
本屋さんでたまたま手に取った1作ですが、あの日出会えて良かったと思いました。内容を忘れた頃にもう一度読みたいです。