あらすじ
ものすごく「でき」のいいおねえちゃんと、すごくふつうの「でき」のぼく。ことの始まりは、お姉ちゃんが拾ってきたネコだった。「ぼく」とぶさいくなネコ、タマとのふれあいの物語のほか、ペットと子どもをめぐる、じんとする三つのお話。
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Posted by ブクログ
どのお話もいい!
子どもと動物という定番な組み合わせなんだけど、じーんとする。
特に「おたすけ犬」がおすすめ。
ペットを飼ってる人、飼ってた人、飼いたい人すべてに刺さると思う。
Posted by ブクログ
「できのいいおねえちゃんと、ふつうのぼく」
きょうだいで比べられることに嫌な気持ちを持っている子は少なくないと思うので、そういう子には特に共感してもらえるでしょう。そして、転じて人も動物も含め、全て見かけなどで判断してはいけないという気持ちも育つでしょう。
なんて、教育的にとらえずとも、短めのお話3つとも、シンプルにおもしろく、またジーンとしました。
読書の苦手な子にも勧めてみたい。
Posted by ブクログ
犬や猫という身近なペットと子供の無垢な関係が、生き生きと描かれている本。動物好きなら共感できるストーリーに涙なしでは読み終われない。それでもやはりペットっていいなと思える本。
Posted by ブクログ
K913 読み物。
子どもは根っこのところで育って
いい人(お人よしじゃなく)になって
誰かとつながって役に立ちたいと願っている。
だから比べられたらつらいし、思いこめばすれちがう。
保護した猫と関わることで
「カケガエガナイ」のは猫だけでなく、自分もだということ。
いや、周りの誰もかけがえがなく。
びびりな猫が甘えてくるところにひっそりと幸せになった彼がもっと周りを愛せるようになって幸せになるんじゃないかと
幸せに予感をさせながら物語は閉められる。
他の物語も身近で、しかしありがちな私と動物にとどまらず、かかわりの広がりを見せて読ませる。