あらすじ
大店の放蕩次男坊・仙之助は怪異に目がない変わり者で、彼の屋敷には、いわく因縁付きの「がらくた」ばかり。女中のお凛は、あやしげな品々の謎の解明に、今日も付き合わされる。――ある日、一人の女が三味線を抱えて飛び込んできた。それは、相応しい腕前の弾き手にしか鳴らせず、そうでない者が弾けばやがて正気を失い命を奪われる呪いの三味線だという。――「狂い三味線」「人喰いつづら」「犬神」の全三編を収録。謎と怪異が複雑に入り組んだお江戸あやかしミステリー!
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Posted by ブクログ
笹目いく子さん、初めて読みました。怪異が好きな放蕩者の旦那さんが、いわくつきの呪物とそれに関わる人たちの謎を解いていくお話。怪異も人情話も一石二鳥に味わえます。文章が落語のようにリズミカル。読んでて気持ちいいです。洒脱な作者さんなんだろうなぁと思いました。
Posted by ブクログ
あやかし屋敷第二弾。今回は3話収録。
飄々としているが切れ者の仙之助が冴えている。
お凛の出番はやや少なめ。
あやかしは存在しているのか否かがふんわりと描かれており最後は余韻が残るよい塩梅。面白かったです。